りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

macOS 10.15 Catalina リリース間近、インストール前の下調べは大丈夫?

 

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あと半日ちょっとでリリースされる予定の次期macOS 10.15 Catalina。

(´-`).。oO(10月リリースでしたね、ごめんなさい)

www.apple.com

今回もリリースと同時にインストールされる方がたくさんいると思いますが、いつもの調子で脊髄反射的にインストールと失敗する……かもよ?

64-bitアプリじゃないと動作しない

大雑把に言ってしまうと今現在macOSで動作するアプリケーションには "32-bit版" と "64-bit版" があります。

 

( 」°Д°)」「そもそも32-bit版とか64-bit版ってなんやねん!」

という素朴な疑問もあるかと思いますが、あえて小難しい話を抜きにしてウルトラ大雑把に言うなら……

 

( ˙-˙)。oO(32-bit版は古い設計、64-bit版は新しい設計のアプリケーション)

だと思ってください。もし更に……

 

( 」・Д・)」「じゃなんで古いのがダメで、新しいのは良いのん?」

と仰るなら、

 

( ˙-˙)。oO(昔ながらの南京城と最新のカードキー、どちらが安全?)

みたいなものだと思ってください、極端すぎますけど(^-^;

 

まあ、そんなこんなで(どんな?)macOS 10.15 Catalinaからは32-bit版として設計されているアプリケーションは動作しなくなります。

普段使っているアプリは大丈夫?

32-bit版アプリがmacOSの将来のバージョンで動作しなくなる旨は結構前から開発者に向けてAppleからアナウンスされていたので、開発者サイドは64-bit版への移行(再設計)を進めて来ています。

ただ、中にはユーザ数や再設計に掛かる労力などがアンバランスであることから64-bit版への移行を断念して開発終了を宣言しているところもあります。

ringosuki.hateblo.jp

たまにしか使う機会がないアプリだったら、そうとも知らずにmacOS 10.15に移行してしまったとしても「げ……使えない……ま、いっか」程度で済むかもしれませんが、例えば仕事で使うなど頻繁に使うアプリが64-bit未対応だとすると地獄を見ることになります(^-^;

そうならないためにも、普段自分が使用しているアプリが64-bitに対応しているかどうかをあらかじめ把握しておく必要があります

例えば私の環境だと……

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(2019年9月10日午前11現在)

この6つのアプリが64-bit未対応、あるいは対応不完全な状態にあるためmacOS 10.15 Catalinaにアップデート後は使えなくなります。

ちなみに上記のアプリケーション(Go64)については以下のエントリをどうぞ。

ringosuki.hateblo.jp

未対応の場合は開発者の対応待ち

このように64-bitに対応していないアプリに対してユーザができることは『代替えアプリを探す』ことくらいしかありません。

( ˙-˙)。oO(64-bit対応代替えアプリを探すならMac App Storeが手っ取り早いよ)

つまり開発側が64-bit版を出してくれないことには二進も三進もいかないのです。

大手デベロッパではれば早晩対応バージョンをリリースしてくれると思いますが、マイナーアプリや個人開発アプリなどは相当遅れることもあるでしょうし、場合によっては先ほど書いた通り開発終了となるかもしれません。

何れにしてもアプリ開発者頼みなので、大事なアプリが64-bit未対応ならmacOS 10.15 Catalinaへのアップデートは当分控える必要があるので注意してください。