macOSの日本語入力IMはむかしに比べたら遥かに変換がお利口になったので「なんでそうなる？」というわけの分からん変換に遭遇する機会はめっきり減りました。
一方で我々の使い方次第では間違えて学習されてしまうこともままあり、稀におバカ変換を繰り返されることがあります。
それでも使っていればそのうち解消することが多いように思うのですが、どうにも勝手が悪くて効率に影響するようであれば一旦『学習をリセットしてしまう』のも手です。
変換学習をリセットする方法
以下、macOS Venturaを例に手順を紹介します。
macOS Monterey以前ではシステム設定（システム環境設定）.appのデザインや構成がVenturaとは違いますが、以下で紹介している項目名等を参考にして辿ってください。
- システム設定.appを開く
- "キーボード" の項目を選ぶ
- "テキスト入力" の項目内、入力ソースの［編集…］ボタンをクリック
- 左側の入力ソースの項目内から "日本語 - ローマ字入力" を選ぶ
- ウインドウの右半分を一番下までスクロールし、変換学習の［リセット…］ボタンをクリック
- 確認ダイアログが出るので［リセット］をクリック
以上の操作で "変換学習" がリセットされ初期状態に戻ります。なお、このリセットはあくまでも「学習」したものが対象なので、ユーザ辞書には影響ありません（消えません）
