macOS 11 Big Surまではシステム環境設定のディスプレイの項目内に[分かりやすく]用意されていたディスプレイ補正の項目ですが、macOS 12 Montereyでちょっと分かりにくい場所に移動し、macOS 13 Venturaではさらに気づきにくい場所に移動していました。
( ˙-˙)。oO(気付ける人はすぐに気付けるんだろうけど、macOS 11以前と比べたら見つけにくい)
というわけで、macOS 13 Venturaでディスプレイの補正を行いたい場合の手順を以下に紹介しておきます。
【参考】これまでの例
ちなみに OS X 10.11 El Capitanの頃はこんな感じでした:
多少の変化こそあれmacOS 11 Big Surまでは大体同じような感じでしたが、macOS 12 Montereyでちょっと分かりにくい場所に項目が移動:
さらにmacOS 13 Venturaではシステム環境設定のウインドウレイアウトが刷新されたこともあり、さらにわかりにくくなりました (´д`;)アァ…
macOS 13 Ventura
通常の補正をしたい場合
macOS 13 Venturaでは以下の手順でキャリブレーションの機能を呼び出します。
- システム環境設定から "ディスプレイ" の項目を開く
- カラープロファイルの項目、右にあるプルダウンメニューを展開する
- 一番下にある "カスタマイズ..." を選択する
- 一覧の左下に配置されている ボタンをクリックする
これでディスプレイキャリブレータアシスタントのウインドウが開くので:
あとは画面に従って設定を進めていきます。
詳細な補正をしたい場合
上記(手順4)で ボタンを押す時に[option]キーを併用してください:
こうすると、通常の補正画面では現れないガンマ値の補正に関する項目などが表示され、より詳細な設定が可能となります。
あくまでもmacOSに標準で備わっている中での詳細な設定なので、より厳しく正確なキャリブレーションが必要な場合は然るべき装置などを用いて調整して下さい。