最近はiPhone/iPadのタッチパネルが主流なので、パソコンに備わっている "キーボード" という入力装置を前にしても[?(゜_。)?(。_゜)?]と操作に戸惑う人も多いとか?
もしその相手がMac(macOS)なら……
まずはキーボード左側1/3を制すべし
と説いてみたいと思います。
理由は簡単
なぜ左側1/3を制するべきなのか、それは……:
- キーボードショートカットを覚えた方が効率が良くなる
- 使用頻度の高いキーボードショートカットは左側に集中している
からです。
別に覚えなくても構いませんが、キーボードを使って文字入力をする以上は左手は常にキーボードの左側付近に位置しているはずなので(右手をマウスに持ち替えてメニューバーから操作を指示するよりも)覚えた方が絶対に楽です。
覚えておくべきショートカット
必須(4つ)
- command[⌘]キーと[Q]:アプリケーションを終了させます("Q"uit)
- command[⌘]キーと[W]:最前面のウインドウを閉じます("W"indow)*1
- command[⌘]キーと[A]:すべてを選択します(select "A"ll)
- command[⌘]キーと[S]:作成中のファイルを保存します("S"ave)
例えばSafariを修了させようとする場合に、キーボードショートカットならcommand[⌘]キーを押しながら[Q]キーを押すというほぼほぼワンアクションで実行可能。
しかしマウスで同じことをやろうとすると:
- マウスポインタを画面左上の "Safari" メニューまで移動
- "Safari" メニュー項目をクリック
- マウスポインタを "Safariを終了" まで移動
- "Safariを終了" の項目をクリック
という操作をしなければならないのでショートカットよりも煩雑なのが解ると思うので、利用頻度が高いこれら4つのキーボードショートカット、無理なら最低でも青文字の3つは覚えることをお勧めします。
推奨(4つ)
- command[⌘]キーと[Z]:前の操作を取り消します(Undo - アンドゥ)
- command[⌘]キーと[C]:選択対象をコピー(取得)します("C"opy)
- command[⌘]キーと[V]:コピー(取得)したものをペースト(複製)します
- command[⌘]キーと[X]:選択対象をコピーしつつカット(消去)します
本題からは逸れますがコピーとカットの違いを簡単に説明すると:
- コピー:コピー元は残る≒ノートに書いてあるものを別のノートに書き写すイメージ
- カット:コピー元は残らない≒ノートに書き写したら、書き写したところは元のノートから消すイメージ
コピー[C]してペースト[V]で対(つい)、またはカット[X]してペースト[V]で対となるのでセットで覚えましょう。
さいごに
ここに紹介したもは基本的に全てのアプリとFinder上での操作においても共通なので、これだけでも覚えられたら得られる恩恵は大きいですよ。
あとは必要に応じて徐々に身につけていくようにすればOKだと思います♪
*1:一部、このコマンドでアプリケーションが終了するものもあります