Safariのお気に入りバーに複数のブックマークを入れてあるブックマークフォルダがあったら右クリックしてみて下さい。
そこには "タブを自動的に置き換える" という項目があるのですが、これは一体なに?
[注釈]このエントリはmacOS Montereyをベースに作成しています
ブックマークフォルダ
お気に入りバーに表示される項目は単体のいわゆるブックマーク(お気に入り)と、複数のブックマークをフォルダにまとめたものの2種類があります。
普通に登録した場合は当然ながら単体のブックマークとして保存されますが、ブックマークの編集画面を使えば複数のブックマークをフォルダ単位でまとめることができます。
例えば"銀行"でまとめるとか、"楽天"でまとめるとか、使い方はアイディア次第。
ブックマークフォルダを一気に開く
ブックマークフォルダを普通にクリックすると登録してあるお気に入りが表示されますが、右クリックで表示されるメニューから "新規タブで開く" を選ぶとフォルダ内に登録されているサイトが一気に開きます。
右クリックが面倒であれば[command]を押しながらクリックが便利なのでおすすめ。
ちなみにこの操作をすると既に開いているタブに追加される形でサイトが表示されます。
タブを自動的に置き換える、とは?
この項目はブックマークフォルダを右クリックした時だけ表示されます。
紛らわしいのですが、この項目は機能のon/offを司っているので項目を選んだだけではなんの動作も発生しません。
タブを自動的に置き換える、をON
先述した通り、普通は既に表示されているタブに追加される形でブックマークフォルダ内のサイトも表示されますが、"タブを自動的に置き換える" を有効(✅あり)にしてある場合は既に表示されているタブに代わってブックマークフォルダ内のサイトが表示されます。
つまりこれが「置き換え」というわけですね、解りにくいけど(^-^;
なので、5タブ表示されている時に10件登録済みのブックマークフォルダを開こうとした場合、通常は合計15タブの表示になるところ、同機能をONにしてある場合は既存の5タブが消える代わりに新たに10タブが表示される、というわけ。
複数回に渡り、複数のサイトを一気に見て回る機会が多い人には有用な機能かも。
それにしてもこれらのメニュー項目名、あまり直感的じゃないのが気になるんだよなぁ……あと機能のon/offを司る項目が混在しているってのも気に入らない。