iPhoneが登場した当初から:
iPhoneで撮影した写真をMac(当時はiPhotoなど)に同期し、そこから選抜(例えば"直近1年以内"など)した写真や動画をiPhone内に残す
という感じの使い方をし続けています。
ちなみに同期にはiCloudは使わず、USBケーブルを介する古典的な方法で。
でもこれがいつの頃からか思った通りの同期にならず最近は必要以上の写真、例えば先の引用に例示した条件で言えば直近1年以内どころか10年前の写真も同期されちゃうありさま。
理由としてはおそらくAppleが想定している「いまの使い方」をせずに旧来のやり方にこだわり続けていること、そして歳のせい(と認めたくはないけど、笑)で頭が硬くなってしまって今風の使い方を理解できないことなどが考えられるのですが……
ここに来てようやく「そういう事か!」と判明したことがあります。
いや〜、それこそ「頭固すぎだろ!」と叱られること請け合いなので、それは認めざるを得ないのですが文末にちょっとだけ言い訳させて下さい、笑
現象のおさらい
直近2年分くらいの写真が手元(iPhoneなど)に入っていれば概ね事欠かないので:
- 写真.app(Mac)に直近2年以内の撮影日になっている写真などが集まるスマートフォルダを作成
- そのスマートフォルダがiPhoneに同期されるようFinder(OSのバージョンによってはiTunes)で設定
という風にしてあるのですが……
異様に写真の数が多い
写真.app(Mac)で見ると直近2年以内のスマートフォルダに集まっている写真の数は下の画像を見て分かる通り "1,044" 枚。
その一方で、Finder(OSのバージョンによってはiTunes)の画面で見ると、"直近2年以内の写真" というフォルダ(アルバム)しか選択していないのに同期枚数は "2,376" 枚と誤差では済まされないほどの数が同期されてしまい訳が分かりませんでした。
でもこれは最近までこの画面の "落とし穴" に気付いていなかったから。
原因は "ピープル" でした
上の画像で指し示している "ピープル" タブを開くと "すべての人" にチェックマークが入っていました😱
つまり、自分は上記の画面で "直近2年以内の写真" フォルダ(アルバム)のみを選択しているつもりでいたのですが、実際にはピープルタブ内の "すべての人" も選ばれている設定になっていた、ということ。
なので、iPhoneには『2年以内の写真』と『誰かが写っている(ピープルタグがついている)すべての写真』が同期されていたということで、単純計算でいうと前者が1,044枚で、後者が2,376-1,044=1,332枚あったということのよう。
なるほど、どおりで同期枚数が異常に多い訳です_ノ乙(、ン、)_
でもでも私は言いたい!
気づかなかった私が悪いのです、それは認めます。
でもね……
このUI(ユーザインターフェイス)は無くない?
ピープルだってある種のアルバムなんだから、タブ分けする必要ないでしょ。例えばFinderの流儀に倣ってこんな風にしてくれれば良くない?
▶︎すべてのアルバム
▶︎すべてのピープル
と書かれている項目をクリックして展開すると……
▼すべてのアルバム
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▼すべてのピープル
山田太郎
山田次郎
山田花子
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:
これなら項目の見落としは起きにくい気がするんだけどな〜。
ただ、項目の折りたたみとチェックボックスの同居ができるのか、Appleの定める仕様を知らないので実現不可な提案かもしれないけど……
同期を開始するまで同期される枚数がどこにも表示されないとか、iPhone内の容量の占有率がリアルタイムに変化しないとか片手落ちが散見されるおかげで状況把握をしにくいなんて理由もありそうだけど、どっちにしてもユーザへの配慮不足というかそんな気がしちゃいます。
まあ、元々iPhotoの頃から設計は不親切だったので伝統が守られているとも言えるのかもしれないけどさ(^_^;)