もっさりの原因は「マイファイル」かもしれない
Finder の環境設定にある "新規 Finder ウインドウで次を表示" で指定する表示先のフォルダを[マイファイル]以外に設定すると、Finder ウインドウの『もっさり描画』が幾分改善されるかもしれません。
雑な説明をすると、マイファイルはその都度かき集められた情報が表示される、いわばスマートフォルダのようなもの。つまりその都度検索してその結果を表示する……ということをしているのでどうしても幾分処理が重たくなってしまいます。
これに対して Macintosh HD などのフォルダを指定した場合は "そこにあるもの" を表示させる以外に負荷の掛かる仕事が無いので、先のようなもっさり感はほぼ感じること無く中身が表示される、といった次第。
マイファイルの表示にかかる時間は Mac の基本性能に依存していると思うので、(あまり好きな言い方ではありませんが)古い Mac ほどこの設定変更による速度の変化は感じやすいかもしれません。
なお、上記のような設定に変更するとマイファイルへはアクセスし難くなります。マイファイルをよく使う方は以下の画面でサイドバーに "マイファイル" が表示されるように設定して下さい。
また、Finder ウインドウが開いている間はなんだか全体的にもっさりする……と感じている場合は、開いている Finder ウインドウに「マイファイル」のウインドウが無いか確認してみて下さい。マイファイルウインドウが開いている場合、これを閉じるだけでもっさり感が解消するかもしれません。
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