OS X 10.11 El Capitanから、システム標準の機能でファイルのパス名をコピーで取得できるようになりました。
一般ではあまり使う機会はないかもしれませんが、ブログエントリーでファイルのパス(ディレクトリ)を記載したい時など、役に立ってくれる場面は結構ありそう。
コピー時にoptionキーを(も)押すだけ
まずは、OS X 10.10 Yosemiteの場合。
Finderの編集メニューには "コピー (command+C)" が表示されています。
optionキーを押しながら同じことをしても "コピー (command+C)" のまま。
一方、OS X 10.11 El Capitanで普通に編集メニューをクリックした時は以前と同じ表示ですが……
optionキーを押下すると "コピー (command+C)" と表記されていた項目が……
このように "XXXのパス名をコピー (option+command+C)" に変わります。
例えば以下の場所あるファイルに対してパス名のコピーを行うと……
以下のような記述がペーストされます(実際は改行されません)
/Volumes/Ext HDD D/iTunes/Album Artwork/Download/D7C06D0C95083D4A/01/08/10/D7C06D0C95083D4A-A3C3614BFB023A81.itc
ホームフォルダ内の"書類"フォルダなら(ホームフォルダ名は伏せています)
/Users/ (username) /Documents/アーカイブ/待受画像原画.zip
といった具合です。
システム標準のフォルダは英語表記になりますが、各自が作成したフォルダやファイル名は日本語のままで記述されます。