これを知っておくと(地味だけど)役に立つと思う……と私の基準で勝手に選出したFinderの操作方法を6個紹介します(1つのおまけつき)。
これまでの操作が楽になる例がひとつくらいはあるかもしれませんよ ( ´▽`)
- キーボードショートカット
- DockのフォルダをFinderで開く
- 共有メニューを使って添付書類付きメールを作る
- ファイル名を拡張子込みでコピーする
- ゴミ箱に入れる
- 複数のファイルを選ぶ
- 複数のファイルを選ぶ(応用)
キーボードショートカット
OS Xで使えるキーボードショートカットはたくさんありますが覚えておいたほうが良い(そのほうが効率が上がる)キーボードショートカットがこちら。
- すべてを選択:command+A(Allの "A")
- 取り消し:command+Z
- 保存:command+S(Saveの "S")
- コピー:command+C(Copyの "C")
- ペースト:command+V
もちろん他にもたくさんありますが、編集メニューにある中から最低でもこの5つをおぼえるだけでFinderや他のアプリケーションでの操作性はかなり向上するはず。
どれもキーボード左下に集まっているキーなので覚えるのも難しくないと思います。
DockのフォルダをFinderで開く
Dockに登録してあるフォルダを……
- optionとcommandを押しながらクリック
これでそのフォルダをFinderウインドウに一発で表示することができます。
Dockに登録してあるフォルダを右クリックしてオプションメニューから……と操作するよりもはるかに早くて便利です。
共有メニューを使って添付書類付きメールを作る
例えばデスクトップに保存してある写真を誰かに送りたいという場合。
たいていの場合はMail.appでメール作成を行ってそこに写真を添付する……という流れになると思います。
もちろんそれでも良いのですがこの例の場合なら……
- デスクトップ上の写真ファイルを右クリックし、共有メニューから "メール" を選択
慣れるまではちょっと違和感があるかもしれないけど(^^;
ファイル名を拡張子込みでコピーする
Finderに表示されているファイル名をクリックすると、拡張子を除いた部分が選択されます(拡張子を表示する設定にしてある場合)
しかし、例えばメール本文に記述するために拡張子も含めたファイル名(上図の場合だとcap_20160821_130240.jpg)をコピーしたい、という場合もあるはず。
このような場合は上図のように選択された状態になってから……
- command+Aを叩く
- ファイル名をトリプルクリック
といった方法ですべてを選択することができます。
前者の方が簡単だと思いますが、左手をキーボードに持っていくのが面倒な場面なら後者の方が簡単なのでケースバイケースで使い分けると良いかもしれません。
ゴミ箱に入れる
Dockのゴミ箱にファイルをドラッグ&ドロップするのが一般的な操作方法かもしれませんが、Dockを隠す設定にしてあったりすると地味に不便なので……
- ファイルを右クリックして表示されるメニューから選ぶ
この方が手っ取り早くて便利です。
あるいはファイルを選択してcommand+deleteを叩くという手もあれば、上図のようにFinderのツールバーにゴミ箱ボタンを置くという手もありますよ。
複数のファイルを選ぶ
Finderウインドウがアイコン表示になっている場合は……
- shiftまたはcommandを押しながらクリック
これで複数のファイルを選べます。
アイコン表示以外(リスト表示、カラム表示、CoverFlow表示)の場合は……
- shiftキーで連続選択(1回目のクリックで始点、2回目で終点)
- commandキーで飛び石選択
となります。
ちょっと覚えにくいかもしれませんが……
- shiftキーを使った場合は連続の選択
- commandキーを使った場合は飛び石(個々)の選択
が基本的な動作で、アイコン表示(デスクトップも含む)に限ってshiftとcommandのどちらを用いても同じ動作をする、と考えれば覚えやすいと思います。
複数のファイルを選ぶ(応用)
先ほどのは必要なファイルを選ぶやり方ですが、こちらは必要『じゃない』ファイルを除外するやり方。
例えば10ファイル中、連続していない3つのファイルを除外する場合ですね。
- command+Aですべてのファイルを選択してからcommandキー(アイコン表示の場合はshiftでも可)を押しながら除外するファイルをクリック
先述の必要なファイルを選んでいくやり方よりは、この応用操作の方が手っ取り早いと思いますのでついでに覚えてみてはどうでしょう ( ̄▽ ̄)