システム環境設定に「アーカイブ」を追加して設定をやりやすくする
[2014年10月20日追記]エントリの内容は OS X 10.9 Mavericks までのものです。OS X Yosemite 以降はアーカイブユーティリティ.app の所在が変更されています。
Mac OS Xには標準でファイルの圧縮解凍を行うユーティリティ「アーカイブ」が備わっている。通常のZipファイルならダブルクリックするだけで「アーカイブ」が起動してファイルを解凍してくれるし、Finder上で右クリック (control + クリック) すればコンテクストメニューから"〜を圧縮"を選ぶことで圧縮も出来る。
ただ、この「アーカイブ」はアプリケーションフォルダにもユーティリティフォルダにも存在していないため、設定の項目を探したくてもどこにあるのか判らずにいる人は少なくないだろう。
この「アーカイブ」の設定、実は以下のディレクトリにある「アーカイブユーティリティ」を起動しないと出てこない。
この「アーカイブユーティリティ」を起動してファイルメニューから「環境設定...」を選んで初めて設定が可能となる。
しかし、いくら頻繁に設定することは無いとはいえ、その都度わざわざ環境設定を開きに奥まで進んで行くのはハッキリ言って面倒くさいだろう。
というわけで、以下の手順でシステム環境設定に「アーカイブ」の項目を追加して、そこからダイレクトにアーカイブの環境設定を行うようにしておく。こうすれば設定変更をしたくなったらすぐにアクセスできるのでとても楽なはずだ。
- 「アーカイブユーティリティ」をcontrol + クリック (or 右クリック) して"パッケージの内容を表示"を選択
- "Contents"フォルダを開く
- "Resources"フォルダを開く
- "Archives.prefPane"をダブルクリック
- ダイアログを一読したら[インストール]をクリック
→管理者Passを要求されると思うので、そのときは管理者Passを入力
これで「アーカイブ」の追加が完了 (なぜかシステム環境設定のアイコンで表示されるが…) 。
「アーカイブ」アイコン上でcontrol + クリック (or 右クリック) で表示されるメニュー項目を選択すれば簡単に削除できる。削除と言ってもパネルが取り除かれるだけでアーカイブアプリが削除される訳ではないので心配無用。
以上、いかがでしたか?