macOSにはいろんなアプリが最初から入っていますが、頻繁に使うものもあれば滅多に使わない、あるいは存在すら知られていないアプリもあります。
ここではMacを使う上で『最低でもその存在程度はしておいて欲しい』アプリをいくつか紹介します。
普段使う機会が無いものもありますが、その存在を知っているか否かはイザという時の対応力に違いが出ます(アドバイスをくれる友人の話が理解しやすくなるとか)
Finder:ファインダ
非常に重要なアプリケーションのひとつなので、Safariなどの普通のアプリケーション類が入っているフォルダ以外の場所に入っています。
詳しく話すとかえってややこしくなると思うので割愛しますが、要はmacOSを使う上で必ず起動しているアプリケーションです。
イメージ的には目の前に広がっているデスクトップそのもの、あるいはmacOSが起動している環境そのものと捉えても概ね差し支えないと思います。
システム環境設定
アプリケーションフォルダの中にあります。
アプリケーションアイコンをダブルクリックしても、画面左上のリンゴマークで "システム環境設定…" を選択しても起動できます。
基本的にmacOSの動作そのものに関する設定項目が集約されており、iOSの "環境設定" のようなアプリケーション類の環境設定は含まれていません。
iTunes:アイチューンズ
アプリケーションフォルダの中にあります。
映像や音楽などのマルチメディアを扱う窓口としてのアプリでもあり、iPadやiPhoneなどのiOSデバイスとの同期を取るハブの役目も担っています。
2019年秋リリース予定のmacOS 10.15 Catalinaからはその役目にかなりの変更が生じる予定になっているので改めて勉強し直す必要がある……かも?
イメージキャプチャ
アプリケーションフォルダの中にあります。
若干影の薄い存在ですが、スキャナ(複合機を含む)を使う機会が多いと案外世話になることがあります。
場合によってはスキャナメーカー純正アプリよりも使いやすいなんてことも?
ユーティリティ(フォルダ)
アプリケーションではなく "フォルダ" ですが、このフォルダの存在自体を知らないがゆえにトラブルシュートの説明で難儀することが経験上意外と多いです。
なのでこれが『どこにあるか』は覚えておいて欲しいところ。
アプリケーションフォルダの中にこのフォルダが鎮座しています。
アクティビティモニタ
前述したユーティリティフォルダの中にあります。
様々なプログラムの動作状況といった情報を取得できるアプリである一方で、アプリケーションを終了できない、Macの動作が急に異常なほど遅くなったなどのトラブルに見舞われた時にも出番が回ってきます。
Macに詳しい人にヘルプをお願いした時などに「アクティビティモニタを起動して云々……」といった話になることがあるかもしれないので、普段使う機会は無いと思いますがアプリのありかは知っておいた方が良いでしょう。
ターミナル
ユーティリティフォルダの中にあります。
高度で専門的な知識を必要とする場合が大半なので一般的なユーザにおいては自発的に使うことは九分九厘ないでしょう。
アクティビティモニタと同様、いざという時のためにありかを知っておけばOKです。
ディスクユーティリティ
ユーティリティフォルダの中にあります。
トラブルシュート系のアプリケーションの中では最も使用頻度が高いアプリだと思いますが、昔に比べるとOSのメインテナンスフリー化がかなり進んできたので2〜3年前くらいから登場機会はめっきり減りました。
ただ、macOSの調子が悪いと感じた時には真っ先にお世話になるアプリなので使う機会が多そうならDockに登録しておくと良いですよ。