Finderで[command]を押しながら[space]を叩く、あるいは画面右上の虫眼鏡アイコンをクリックすると呼び出されるSpotlightは“検索しかできない”と思われがちですが、実はある程度の計算もできちゃいます。
普通の計算
足し算、引き算、掛け算、割り算……出来て当たり前ですね。
四則演算にも勝手に従ってくれるので安い電卓を使う時のように加減乗除算の入力順序を頭の中でシミュレートする必要もありません、笑
Spotlightの計算で利用可能な代用記号
割り算の場合
『6割る3』なら「6/3」が一般的ですが「6÷3」と入力してもOK。「÷」は「わる」を変換すると出てきます。
掛け算の場合
『5掛ける4』なら『5*4』が一般的ですが「5×4」と入力してもOK。こちらも「かける」を変換すると出てきます。
変換が面倒くさければ半角英字の「x」でもOKだったりするのは内緒♪
円周率の入力
Spotlightでは「π」以外に半角英字で「pi」と書いてもOKです。
桁後方の「0」の省略入力
例えば「7e2」と書いた場合は「700」、「25e4」なら「250,000」で「e」に続く数字がゼロの数を表しています。
楽なのか面倒なのか分かりませんが、そういうことらしいです(無責任←)
ちなみに「5e」のように「e」の後ろに数字がない場合はネイピア数(e)の扱いになります。
(´-`).。oO(この場合「13.5914091423」が結果として表示されます)
ちょっと難しい計算
べき乗を計算する場合は「3^2」のように「^」を使います。
(´-`).。oO(平仮名の「へ」じゃないよ?笑)
除算の余りを求めたい場合は「5%2」のように「%」を使います。
(´-`).。oO(この場合の計算結果は「1」になります)
階乗の計算は素直に半角記号で「!」を使えばOK。
難しい計算
sin, cos, tanやasin, acos, atanなどの三角関数、常用対数(log(n))、自然対数(In(n))も使えますがこの辺りを必要とするのは一部の方だと思うので気になる方は検索してみてください。
ちなみに切り上げ、切り下げ、四捨五入も可能です。
換算
例えば半角英数字で「¥24800」と入れればドル換算などが表示されます。
「kg」や「秒」など他にも換算可能なものがいくつもあるので調べてみてください♪
余談ですが、AND、OR、NOR、XORを用いた論理演算も可能です。こちらも気になる方は調べてみてください。
ちなみにここに紹介した計算の仕方のほとんどはiOSの検索機能でも使えます( ´▽`)