macOS 10.4 Mojaveからスクリーンショットを撮ると画面の右下に撮影画像のサムネールが現れ、5秒ほどで画面の右に滑り出して所定のディレクトリに撮影した画像のファイルが現れる、という動きをするようになりました。
macOS High Sierraまではすぐに所定のディレクトリにキャプチャ画像のファイルが作成されていたので上記緑色で示した行程を鬱陶しく感じる人もいると思います。
そんな時は以下の方法でフローティングサムネールを無効化できます。
フローティングサムネールの無効化
設定はちょっと気づきにくいところにあります。
まずはアプリケーションフォルダ内のユーティリティフォルダを開き "スクリーンショット.app" を見つけてください。
このアプリケーションをダブルクリックすると画面のどこか(中央付近)にツールパレットのようなものが現れるのでその中の "オプション" をクリックします。
展開したメニューの中に "フローティングサムネールを表示" という項目があるのでこの項目名をクリックしてチェックを外します。
これでフローティングサムネールが現れない従来のプロセスに戻ります。
フローティングサムネールはただのサムネールじゃない
ちなみにこのフローティングサムネールはただのサムネールではありません。
サムネールが表示されている間(約5秒間)にサムネールをクリックすると画像編集が可能な状態に移行します。
また、サムネールの右クリックで表示されるメニューからもちょっとした指示をすることも可能です。
サムネール表示を残すにしても無効化するにしてもそれぞれに一長一短があると思うので、それぞれの使い方に適している設定を選んでください。
スクショ画像を扱う機会の多い人、またそれをプレビュー.appで編集することが多かった人はフローティングサムネール[あり]の方が作業性は高いように思います。