macOSのDockに関するプチテクニックを3つ紹介します。
うち2つは知ってる人は知っている割と普通のテクニック、もう一つは知ってる人はあまり多くない(と思う)テクニックです。
Dockの表示位置を変える
システム環境設定>Dockを開いて設定するのが一般的かと思います。
あるいはDockの境界線を右クリックして表示されるメニューからも変更可能。
そして今回紹介する超マイナー技は、Dockの境界線上で……:
- shiftと左クリックを押したまま移動
何のこっちゃ分からないかもしれませんが、実践してみるとわかります。
例えば画面の下に表示してあるDockを左側に移動したい場合……:
- マウスポインタをDockの境界線上に持って行く
- マウスポインタが▲から両矢印(↕︎)に変わるのでshiftと左クリックを押しっぱなしにする
- そのままマウスポインタを画面の左端に持って行く
- Dockが画面左側に移動したらshiftとマウスクリックを解除
コツとしては画面の各辺の中央付近を狙ってマウスを動かす(角を狙うと反応しない)ことくらいで難しいことは何もありません。
Dockのアイコンサイズを段階的に選ぶ
Dockに表示されるアイコンサイズもシステム環境設定>Dockで行うのが一般的。
これでも全然構わないんだけど、性格的に64x64とか128x128のようにちゃんとした(?)サイズで表示してくれないと何だか気持ち悪い……という人は以下の方法を。
それは、Dockの境界線上で……:
- optionと左クリックを押したまま上下に動かす
これも何のこっちゃ分かりにくいかもしれませんが実践すれば分かります。
- マウスポインタをDockの境界線上に持って行く
- マウスポインタが▲から両矢印(↕︎)に変わるのでoptionと左クリックを押しっぱなしにする(option押下してない場合は無段階の調整になる)
- そのままマウスを上に動かすとアイコンが段階的に拡大、下に動かすと段階的に縮小
- アイコンサイズが決まったらoptionとマウスクリックを解除
ちなみにアイコンにマウスポインタが重なった時にアイコンが大きくなったり小さくなったりする変化量はシステム環境設定(上図)でしかできません。
最近使った "項目" をDockに追加する
最近使ったアプリケーションの表示on/offはシステム環境設定>Dockでできますが、最近使った "項目" の表示に関する設定項目は用意されていません。
一応Appleメニューからなら最近使ったアプリと項目などを表示させることはできますが……
以下のようにやると『最近の項目』というものをDockのフォルダ/ファイルエリアに追加することができます。
- Macintosh HD/システム/ライブラリ/CoreServices を開く
- Finder.appを右クリックして表示されたメニューから"パッケージの内容を表示"を選択
- 表示されたContentsフォルダを開き、中のApplicationsフォルダを開く
- "最近使った項目.app" がある*1のでこれをダブルクリックして起動
- 『最近の項目』という名前のウインドウが開くので、このウインドウのプロキシアイコンをDockのフォルダ/ファイルエリアにドラッグ&ドロップする
Appleメニューでの表示に比べるとこっちの方が圧倒的に多くの件数を表示できるので、操作履歴を遠く遡る機会が多い人はこの方が便利かもしれませんね。
*1:最近使った項目.appが2つある場合は "command+i" で情報画面を呼び出し、名前と拡張子の項目に "Recents.app" と表示されている方を選んだ方が良いと思います、多分……😅