システム設定でデフォルトWebブラウザ(既定ブラウザ)をFirefoxやGoogle Chromeに設定してあれば webloc ファイルをダブルクリックするとこの設定に基づいたWebブラウザが起動するのが正常。
ただ、macOS Venturaはリリース直後からこの設定に関係なく webloc ファイルをダブルクリックすると『必ずSafariが起動してしまう』という不具合があったようです。
macOS Ventura 13.2で解決済み
このような不具合があったのは昨日初めて知ったのですが、調べてみたらmacOS Ventura 13.2でこの不具合は解消されているようです。
macOS Ventura 13.2にアップデートしてもなお、webloc をダブルクリックしてもデフォルトWebブラウザが起動しないようであれば以下の手順で再設定してみて下さい:
- システム設定でデフォルトWebブラウザを適当なブラウザに一旦変更
- システム設定を閉じ、念の為macOSのアカウントに再ログイン、またはMacを再起動
- システム設定を開き、デフォルトWebブラウザを普段使っているブラウザに再度変更
おそらくこれでトラブルは解決されるはずです。
参考
設定に関わらず任意のWebブラウザで開くには
weblocファイルを右クリック
weblocファイルを右クリックすると表示されるメニューから、任意の(そのファイル形式に対応している)アプリケーションを指定して開くことができます。
隠しコマンド的に[option]を押しながら上記操作をすると恒久的にデフォルトアプリケーションを変更できるのですが、weblocファイルに関してはこの操作による変更はロックされていて通用しません。
ちなみに、macOSはファイルの "情報を見る" ウインドウからデフォルトアプリケーションを指定することができるようになっています(例えばmp4ファイルはVLCで開くように変更するなど)が、weblocファイルについては項目がグレーアウトしていて変更できないようになっています。
weblocファイルをブラウザアイコンにドロップ
FirefoxやGoogle ChromeなどのアプリケーションアイコンにweblocファイルをドロップしてもOKです。
アプリケーションフォルダをいちいち開いてウェブブラウザを探すのが面倒ならDockに登録しておけばOK。
weblocファイルをブラウザウィンドウにドロップ
FirefoxやGoogle Chromeなど、すでに開いているウインドウがあればそのウインドウの中にweblocファイルをドロップしてもOKです。
なぜかSafariに限ってはこの方法は通用しませんので、Safariの場合はアドレス欄にweblocファイルをドロップして下さい。