macOS用のGarageBandを起動する際に使用できる隠しコマンドを2つ紹介します。
と言ってもひとつはAppleサポートでも公開されているものなので隠しコマンドと呼べるものではありませんが、この文書を読まなければ知り得ないコマンドなので一応隠しコマンドとして扱わせてもらいます、勝手ですが(^-^;
Core Audio Driverを使わずに起動させる
文字通り、Core Audio Driverを使わずにGarageBandを起動させたい時に使用します。
コマンドは:
- GarageBand起動直後に[Control]キーを押しっぱなしにする
すると冒頭の画像のようなダイアログが表示されます。
メッセージの文言とボタンに記されている文言の関係性が誤解を招きそうなのが気になりますが、ボタンに書かれている[起動][起動しない]は "Core Audioを" 起動するか否かの選択で、GarageBandのアプリケーションを起動するか否かではありません。
従ってCore Audioを起動して(=普段通り)使う場合は[起動]、Core Audioを使わずにGarageBandを起動させたい場合は[(Core Audio Driverを)起動しない]のボタンを選びます。
どういう時に使えば良いかは、Appleのサポート文書をご覧ください。
アプリ起動時にファイルを選択したい
GarageBandを普通に起動させると、前回作業していたファイルが自動的に読み込まれて画面が開くので続きを作業したい場合は便利ですが、違うファイルで作業したい時は目的のファイルを開き直さなければならないので些か面倒です。
そんな時には:
- GarageBand起動直後に[option]キーを押しっぱなしにする(2〜3秒が目安)
すると通常、起動直後に表示されるはずの編集画面は現れず「あれ?何も起きない‥‥」という静寂の時間が訪れます、笑
ここでGarageBandの "ファイル" メニューから "開く…" を選ぶとファイル選択ダイアログが、"新規…" を選ぶとプロジェクト選択ウインドウが開くので適宜操作してください。
本当は静寂の時間ではなく上記の画面がパッと出てくれると親切なのですが、残念ながらGarageBand氏はそこまで気遣いのできるヤツじゃないようなので、頃合いを見て "開く…/新規…" を選んでください(数回試せばタイミングは分かります)
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