最近のGarageBand(for Mac)を使っていて気づいたことのひとつに『ピアノロールの縦幅の変更ができなくなった』ということがあります。
以前の鍵盤は痩せていたのですが、今の鍵盤はご覧のようにデブ(笑)
このせいで、表示されるオクターブの範囲が狭くなってしまい、ピアノなど広い音域を使う楽器の打ち込みに対する操作性が著しく悪くなりました。
調整できるのは横幅のみに
以前のGarageBandでは縦方向と横方向それぞれに拡大/縮小用のスライダがウインドウの端に設置されていて、縦方向(オクターブ方向)の広さの調節、横方向(音の長さ方向)の広さの調節が可能でした。
が、v10.3かv10.3.1からはウインドウ内の調整スライダは1つだけになり、横方向の拡大縮小しかできなくなってしまいました。
隠しコマンドか何かはないのか……
ピアノロールが選択されている状態で[command]キーを押しながら[◀︎]や[▶︎]キーを叩くと横方向の拡大縮小ができるようキーボードショートカットが設定されています。
だとしたら、キーの組み合わせ次第では縦方向の拡大/縮小ができるかもしれないと思い、装飾キーとカーソルキーの組み合わせを色々試してみましたが……
ダメでした _(:3」∠)_ =3
稀にアップデート前に使用されていたショートカットが生き残っている場合があるので期待したのですが……。
対処療法はないのか……
Googleで調べたり、Appleのサポートフォーラムを見たりした限りでは一応……
古いバージョンのGarageBandで作成したファイルを開いた場合は『狭い鍵盤のまま』で表示されるけど、現行のGarageBandで新規作成などする場合はデブる。
従って古いファイルがあれば、それを雛形として使うか新しい譜面から音符(ノート)をコピペすれば狭い鍵盤の仕様で作業できる。
みたいなアドバイスは散見されたので早速試してみたところ……
やっぱりダメでした _(:3」∠)_ =33
もしかしたらもっと古いファイルじゃないとダメだったのかもしれないけど、少なくとも手持ちの古いファイルで試しましたが解決には至らず。
他にTerminal Comandでどうにかなるんじゃなかろうかとも思いGoogle先生に聞いてみましたが、それらしき情報にはありつけずに手詰まり (´・ω・`)
誰か対処法を知りませんか?
Logic Proを買わせるための策略?
Logic Proで出来ることがGarageBandでできないというのは、アプリケーションのメインターゲットが違うから別になんともないこと。
ただ、不要な機能でもないのに備わっていたものが廃止されるとなると話は別。
予め "機能制限版" として謳っているいわゆる "Lite版" とも違うのでタチが悪い。
より良い機能を、より優れた機能が必要ならLogic Proを買ってね、という戦略なら理解もできるけど、備わっていた機能を削除することでGarageBandユーザを困らせてLogic Proを買わせようという作戦だとしたら一刻も早く改めて欲しいものです。