macOS 10.14 Mojaveで採用されたダークモードは、macOS 10.13 High SierraでのメニューバーやDockだけが暗転するものとは違い、インターフェイス全体が暗くなる文字通りの "ダークモード" になり、目が受ける刺激を抑える効果も期待できます。
そんなダークモードを使うには……
- システム環境設定.app を開く
- "一般" を開く
- "外観モード" で切り替える(上図)
たったこれだけで、切り替えた際の再起動は要りません。
これで、ダークモードに対応しているアプリケーションのインターフェイスも自動的にダーク調で表示されるようになるのですが、さて満足できるかどうか。
メール本文の背景は白い方が良い
気にならない、むしろ暗い方が良いというなら問題ありませんが、中には本文背景は従来通り白い方が読みやすいという人もいるかもしれませんね。
そういう方はメール.appの環境設定>表示から、"メッセージの背景を暗くする" のチェックを外せばOKです。
ただしHTMLメールなどで背景色が指定されているメールは設定の影響を受けません。
ダークモードにならない(明るいUIのまま)
macOSをダークモードにしたのに、アプリケーションインターフェイスは従来のままで表示されてしまうのは、そのアプリケーションがまだダークモード対応にアップデートされていないからです。
なので、これらについてはダークモード対応になるまで待つしかありません。
ただ、例えばGoogle Chromeのようにテーマの着せ替えができるものであれば、テーマを変更することで対処することは可能です。
ダークモードに切り替える(ウェブアプリなど)
一部のウェブアプリケーションは、ダークモードやナイトモードなどの名前でもともと暗いインターフェイスが用意されているものがあります。
例えばTwitter用クライアントの "TweetDeck" もダークモードが用意されているので、TweetDeckユーザなら表示モードを切り替えれば暗く表示されて目に優しいタイムラインを眺めることができます。
ちなみにTweetDeck(Google Chromeで利用中の画面)だと:
ここから……
こう……
各自利用しているウェブアプリケーションの設定やヘルプなどを参考に切り替えが可能かどうか探してみると良いでしょう。
Safari Extensions
Safariで表示されるウェブページを強制的にダークモード(ふう)に描画変更できる機能拡張もあります。
ただ、どうしても無理矢理な変更をせざるを得ないところがあるため、ウェブページによっては非常に残念な見た目になる場合も少なくありません。
そのため万人向けとは言えませんが、興味のある方はとりあえず入手してみて使い勝手を確認してみてください。