macOS 10.14 Mojaveではデフォルトで用意されている壁紙が整理されたそうで、動物や風景など慣れ親しまれてきたものがいくつか葬り去られています。
壁紙の悲劇が起こるのはmacOS 10.14 Mojaveをクリーンインストールした場合のみで、Mojave未満からアップデートした場合は記事にある通り問題ありません。
そうとも知らずにクリーンインストールしてしまった場合、以前の壁紙は諦めるしかないのか……というと、さにあらず。
以下に示すいずれかの方法で取り戻せる可能性があります。
なお、まだMojaveにアップデートしていないなら、上記記事にある手順で予め壁紙を複製保存しておくようにしましょう。
Time Machineを使う
macOS 10.14 Mojaveの環境からでも大丈夫なので、以下の要領でTime MachineのHDDを開いて階層を進んでいきます:
- Time Machine用のHDDをダブルクリックして開く
- Backups.backupdb フォルダを開く
- "〜のiMac(MacBook、MacBook Proなど)" フォルダを開く
- Mojaveにアップデートした日付よりも前のフォルダをどれかひとつ開く
- Macintosh HDフォルダを開く
- ライブラリフォルダを開く
- Desktop Picturesフォルダを開く
- 表示された画像(壁紙)ファイルを全選択
- [option]キーを押しながらデスクトップにドラッグ:選択したファイルを複製する操作です
ここまでで以前の壁紙の救出(サルベージ)は終わり。
この後は、これら複製した画像をMojaveで利用できるようにすれば良いだけなのですが、いくつかやり方があるうち一番扱いやすい方法を紹介しておきます。
(´-`).。oO(Mojaveのシステム-ライブラリ内に直接戻すのは好きじゃないのでスルーします)
ではその手順:
- 先ほどデスクトップに複製した画像ファイル(と場合によってはフォルダ)を全て選択し、右クリックから "選択項目(n項目)から新規フォルダ" を選択
- 選択したファイル(フォルダ)が新しい一つのフォルダにまとめられるので、任意の名前をつけます:例)Old Desktop Pictures など
- そのフォルダを "ピクチャ" フォルダ、あるいは任意の場所に移動
- システム環境設定.app から "デスクトップとスクリーンセーバ" を開き、デスクトップタブをクリック
- 画面左下にある[+]ボタンを押し、手順(3)で移動させたフォルダを選ぶ
これで、システム環境設定から古い壁紙を選択・設定できるようになったので、あとは今まで通り好きなように使ってください。
今後は先の手順で作成したフォルダ(Old Desktop Picturesなど)を失くさないようにさえ気をつけていればクリーンインストールだろうがなんだろうが怖くありませんw
Time Machineを使っていない場合
著作権の問題もあると思うので大きな声では言えませんが……
そこは、ほれ……
( ˙-˙)。oO(Googleさんとかあるやん?)