AppleのOSはOS XにしてもiOSにしてもほぼ1年に1回はメジャーアップデートが行われているけど、そういえばAppleのアプリって……
(´-`).。oO(最近メジャーアップデートしてなくね?)
と、ふと思ったので代表的なアプリを調べてみたら本当にしてなかった。
- "2015年が最後だったよ" チーム
- "2014年が最後だったよ" チーム
- "2013年が最後だったよ" チーム
- "2012年が最後だったよ" チーム
- "2011年が最後だったよ" チーム
- メジャーアップデートと謳わなくなった例
- "メジャーアップデート" を利用している例
- メジャーアップデートと謳わないのは良心の表れ?
- もしかして「ま、いっか」になっちゃったとか?
- どうせなら手放せば?
- 個人デベロッパに勝機あり?
"2015年が最後だったよ" チーム
該当なし:iTunes.app、Photos.appを除く(以下同様)
【備考】2015年9月30日、OS X 10.11 El Capitanをリリース
"2014年が最後だったよ" チーム
該当なし
【備考】2014年10月16日、OS X 10.10 Yosemiteをリリース
"2013年が最後だったよ" チーム
2013年10月22日はOS X 10.9 Mavericksがリリースされた日でもあるので、これに合わせてメジャーアップデートが行われたもの……と思われます。
( 」・Д・)」 あれから3年!(きみまろ風)
Pages
Pagesの現行バージョンは5.6.2で、v5.0がリリースされたのは2013年10月22日。
Numbers
Numbersの現行バージョンは3.6.2で、v3.0(v3.0.1)がリリースされたのは2013年10月22日。
Keynote
Keynoteの現行バージョンは6.6.2で、v6.0がリリースされたのは2013年10月23日……とWikipedia (jp) には記されていたけど多分日本時間で23日ってことだと思うので22日リリースということにしておく(無責任)。
GarageBand
GarageBandの現行バージョンは10.1.2で、Wikipedia (us) によると2013年10月リリースということなので、たぶん前述アプリたちと同じ2013年10月22日にv10.0をリリース。
▶︎ GarageBand - Wikipedia (US)
iMovie
iMovieの現行バージョンは10.1.2で、v10.0がリリースされたのは2013年10月22日。
▶︎ iMovie - Wikipedia (US)
Logic Pro X
Logic Pro Xの現行バージョンは10.2.4、v10.0はOS X 10.9 Mavericksがリリースされる二ヶ月ほど前の2013年7月16日にリリース。
以上のアプリはこれ以降、本日に至るまでメジャーアップデートは行われていない。
"2012年が最後だったよ" チーム
該当なし
【備考】2012年7月25日、OS X 10.8 Mountain Lionをリリース
"2011年が最後だったよ" チーム
2011年7月20日にMac OS X 10.7 Lionがリリースされているので、これに合わせて一足早く(1ヶ月前)メジャーアップデートが行われたもの……と思われます。
( 」・Д・)」 あれから5年!(きみまろ風・その2)
Final Cut Pro X
Final Cut Pro Xの現行バージョンは10.2.3、v10.0がリリースされたのは2011年6月21日。
▶︎ Final Cut Pro X - Wikipedia (US)
Motion
Motionの現行バージョンは5.2.3、v5.0がリリースされたのは2011年6月21日。
▶︎ Motion - Wikipedia (US)
以上のアプリはこれ以降、本日に至るまでメジャーアップデートは行われていない。
メジャーアップデートと謳わなくなった例
例えばウェブブラウザのGoogle ChromeやFirefox。
これらはver 46.xからver 47.xへといった具合に表記上はメジャーアップデートの体をとっているけど、アップデート内容としてはいわゆる "メジャー" と言えるほどの大きな変更が加えられたことはここ最近ほとんどない。
それと同時に "メジャーアップデートしました" 的な表現も使われていない。
"メジャーアップデート" を利用している例
「利用している」と言い切るのは不適切かもしれないけど、例えばAdobe Photoshop Elementsなんかは新機能を追加するなどした新バージョンを毎年リリースしているけど、正直言ってこちらも "メジャー" と言えるほどでもないアップデートだった例が無いわけではない。
にも関わらず新バージョンとしてリリースするのは、単純に言って商売上の戦略であるに他ならないと言えるでしょう。
つまり「その方が客の食いつきが良い」ってのと、「そうすることで代金を徴収できる」ってだけの話ね(マイナーアップデート=無料が定着してるしね💦)
メジャーアップデートと謳わないのは良心の表れ?
んなことぁ〜、ないよね、きっと (^◇^;)
でも、マイナーアップデートで済ませりゃ良いものをわざわざメジャーアップデートとしてリリースされて、ユーザは新たに買い直さなければならない……という仕打ちを受けるのだとしたら、地味にマイナーアップデートを繰り返してくれた方が良心的な気がしてしまうのは確かかも……。
もしかしたら、Apple製アプリのメジャーアップデートが久しく行われていないのはこれなのかな……と思ったり思わなかったり。
もしかして「ま、いっか」になっちゃったとか?
例えば宛名●人なんかが最たる例。
毎年新バージョンがリリースされている同ソフトだけど、その割には "使いにくさ" が標準機能のごとく付いてきて改善された試しがない。
にも関わらず「打倒!宛名●人!」と息巻くアプリは出てこない……。
宛名書きソフトは非常にニッチな市場なのでコストを掛けてもペイできないという台所事情も少なからず影響してのことだろうけど (´ε`;)
使う我々は不満があるけど(代わりがないから)まいっか……、販売する側は間に合わせ的なものを作って(この程度で)まいっか……。
で、AppleはというとOSが4種類もあるせいでアプリ開発に回せる人員が足りていない可能性は考えられますから、そう考えるとAppleも「ま、いっか」状態で回っている可能性が無いとは言えなさそう。
どうせなら手放せば?
例えばLogicなんかはEmagic社から買収してからというもの、正常進化をしているだけで劇的なリニューアルはほぼほぼ行われていないようなもの。
Final Cut Pro Xにしても、もしかすると『革新 or 革命』というレベルでの変化は頭打ち状態なのかもしれないけど、まだまだ進化の余地があるなら信頼に足るサードパーティにタイトルを移管してしまうのも手じゃないだろうか。
その方がAppleは今よりもOS開発に専念しやすくなるだろうし、我々ユーザも進化のスピードアップという恩恵を受けやすくなるかもしれません。
ま、物事そんなに簡単な話じゃな済まないってことは想像に難くありませんが💦
個人デベロッパに勝機あり?
会社がダメなら個人デベロッパ!
( 」・Д・)」 よろしくおなしゃっす!(死語?w)
開発する皆さんからしたら勝手なこと言うな!でしょうネ、すみません💦