2016年のWWDC(World Wide Developers Conference -世界開発者会議)を開催する旨を告知するページがApple(US)上に公開されました。
開催期間は米国時間の2016年6月13日から17日までで、新製品(主にOSやソフトウェア)の発表などが行われる基調講演は同日の午前10時(日本時間の14日午前2時)から行われるとのことで従来通りの日程が組まれているようです。
4月22日まで上記ページにて出席の予約を募り、抽選結果(参加の可否)を25日にアナウンスするそうです。
ちなみに参加費用は約174,000円……フアアァァ (*´Д`*) 〜з
ソフトウェアありき
WWDCの基調講演では毎年のようにハードウェアの発表を期待する声が上がってきますが、WWDCの主役はそのイベント名(World Wide Developers Conference)からも判る通りあくまでもソフトウェアです。
Appleはソフトウェアもハードウェアも手がけている会社で、ハードウェアをアップデートすることでOSに高度な機能を盛り込める、あるいは新技術をOSに採用するためにはハードウェアのアップデートが必要……という因果関係があるので、その絡みからハードウェアのアップデートを『伴うことが多い』というだけです。
なので極端なことを言えば、今年はOS Xのアップデートを行わないとなれば新型のMacが登場する可能性はないかもしれない……と言えなくもないので、過度な期待はしないように(笑)
とはいえ期待したくなるのが人情💦
ソフトウェアが主役!……と頭では分かっていてもWWDCの基調講演で、またはその前後のタイミングでMacがアップデートされることが多いのも事実なので、今年はどういう期待が寄せられているかを箇条書きにしてみます。
- OS Xのメジャーアップデート(v10.12)を発表、リリースは秋頃?
- OS Xブランドを「MacOS」または「macOS」に改称?
- MacBookをアップデート?
- MacBook Proをアップデート?
- MacBook Airブランドの消滅?
MacOSへの改称はあるのかな?
OS Xのメジャーアップデートはほぼ確実に発表されるでしょう。
Mac OS X 10.5以降、奇数バージョン(10.5, 10.7, 10.9, 10.11)が大掛かりな改変を加えたメジャーアップデート、偶数バージョン(10.6, 10.8, 10.10)が直前の奇数バージョンに磨きを加えた準メジャーアップデート版になっていることが多いので、この法則に則るならOS X 10.12(仮)では大きな変更は加えられないかもしれません。
ただし、OS X 10.9 Mavericks、OS X 10.10 Yosemite、OS X 10.11 El Capitanの三世代はそれまでに比べると若干この法則から外れている雰囲気もあるので、もし噂の通り「MacOS」へ改称するのなら、この機会に大型アップデートを計画している可能性があるかもしれません。
ただし、そうなった場合は今秋ではなく来秋のリリースを予告するという劇的変化を伴うものになるかもしれませんね。
(´-`).。oO(例えばMacもAxプロセッサで動くようになる、その序章に突入する……みたいな)
一斉を風靡したMacBook Airの命運やいかに
MacBook Airに関しては……iPadやiMacを見ても非Retina Displayモデルの先行きは閉ざされているも同然なので生き残るのは難しいんじゃないかな、と。
仮にRetina化されたMacBook Airができたとすると、MacBookとは外部拡張性に大きな違いはあるから生き残れると言えなくもないけど、まあ、Apple的には「それがどうした」ってなるだろうしなぁ (^◇^;)
この辺りの推測は以前にもエントリーしているので気が向いたら読んでみてください(大したことは書いてないけどw)
MacBookはiPad Proと同じ13インチにして各々の利用シーンを想定していずれかを選択できるというスタイルにして、MacBook Proはその名に恥じぬハイスペック機とした上で作業効率にも大きな影響がある画面サイズを15インチと、『おかえりなさい、17インチ!』の構成にするのが良いんじゃないかなぁ、と思ったり🎵
17インチの上にはiMacの21.5インチと27インチが続くわけだし……
(´-`).。oO(ノートじゃないけどネ)
ところでMac ProとThunderbolt Displayはどうするの、Appleさん?