りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

OS X:知っておくと少し便利、起動時のShiftキーを押すタイミング

 

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OS Xを起動させるとき、[Shift]キーを押すタイミングによって起動の仕方に幾つかの違いがあるので覚えておくと何かのときに役立つかもしれません。

Patern 1:起動直後に押す

Macの電源ボタンを押して起動音(ジャーン♪)が鳴ると同時か、鳴って1〜2秒以内に[Shift]キーをAppleロゴが出るまで(出て数秒後くらいまで)押し続けると『セーフモード』で起動します

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セーフモードは主にMacの異常が起きている場合、特に起動時に問題がありそうな場合に利用します。セーフモードについての詳細は以下をお読みください。

support.apple.com

Patern 2:Appleロゴが消えた直後に押す

※ アカウントへの自動ログイン設定が有効になっている場合のみ

Macの起動プロセスを示す表示(Appleロゴとプログレスバー)が消えた直後に[Shift]キーを押しっぱなしにしているとログイン画面が表示されます

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自動ログイン設定を有効にすることで本来スキップされるはずのログインウインドウですが、このタイミングで[Shift]キーを押すとこのスキップされずにログイン画面が出てきます。

複数のOS Xアカウントを運用していて自動ログインも有効にしているような場合においてアカウント切り替えの手間が幾分軽減されると思います(ログイン後ならFast User Switchで済みますけどね)

Patern 3:ログイン時に押す

※ アカウントへの自動ログイン設定が無効になっている場合のみ

ログイン画面でパスワードを入力後、[Shift]キーを押したまま[Enter]キーを叩いてログインさせるとログイン項目(冒頭の図)の読み込みがスキップされます

→ この際のShiftキーはデスクトップ画面が表示されるまで数秒間押し続ける

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ログイン項目に不具合の原因が関係ありそうな場合の検証に効果的かもしれません。

セーフブートとは異なりOS Xのシステム自体は通常どおりの環境で起動しているので検証後にMacを再起動する必要はなく、アカウントに再ログインするか、あるいはログイン項目を手動で起動させることで普段の起動状態に持っていくことが可能です。

なお、システム環境設定>ユーザとグループ>ログイン項目にはリストされていないのにログイン時に起動するアプリ(1Passwordなど)は上記操作でも起動はスキップされません。

あくまでもログイン項目にリストされているものだけがスキップされる点に注意してください。

(注)本エントリはOS X 10.10.5 Yosemeite上での動作を基に記しています