ワースト10入りしたからといって失敗作という訳ではないけれど、概ね駄作?
ITmedia NewsがV3.co.ukが選んだ「Microsoft製品のワースト10」という記事を紹介していました。以下、そのランクング。
- Windows ME
- Clippy
- Vista Capable
- Windows Vista
- ActiveX
- Bob
- Zune
- Windows 95
- Internet Explorer 5
- MS-DOS 4.0
読者などによる投票形式ではなく独断と偏見で付けられている順位のようで公平性に欠ける気がしますすが、それでもまぁ概ね「なるほどねぇ」と思わされますね。ホームページを自作していたことがある私としてはIE5よりもIE6の方が"モア・ワースト"な気もしますが、IE5からの正常進化 (いや、正常退化かな) したのがIE6と考えれば妥当かもしれません。それにしてもパソコンを使う上でもっと重要な[OS]だけでも3作もランクインしてるって…、Microsoftはどこを見ているのでしょうか?
Microsoftだけを取り上げるのはフェアではないので (ちょっと古いけど) Appleのランクングも載せておきましょう (via Gizmode Japan)。
- Apple Newton (→)
- Apple Lisa
- Macintosh Portable
- Macintosh TV
- Motorola ROKR
- 20th Anniversary Macintosh
- Apple Pippin
- EWorld
- Taligent
- Cyberdog
こちらはワーストランクングではなく失敗作ランクングなので先のMSのランキングとの比較はできないですね。同じような視点から私の独断と偏見を言えば、Mac OS 8.0や初代iMacに付属してたどら焼き型のマウス、そして存在が殆ど知られていないAppleによるデジカメ"QuickTake 100"あたりを挙げられそうです。
Mac OS 8.0は先代の7.6からのメジャーアップデートでしたが進化が中途半端で非常に不安定なものでした。この頃は所謂「ゼロバージョン」はとにかく不安定でした。いまでもMac OS X 10.x.0は不安定と言われますが、当時に比べれば天国みたいなものです (苦笑)。
どら焼き型の丸マウス、Appleの黒歴史に残る代表作でしょう (苦笑) 。あまりにもデザインにこだわりすぎたがために使い勝手は最悪と悪評の限りを尽くしました。Magic Mouseの対極にある製品ですね (笑)。
QuickTake 100を失敗作やワースト製品と呼ぶのは些か憚れますが、時代を10年は先取りしすぎていましたね。Apple TVやPippinも同様。着眼点は好かったのですが世間がそれについて行けなかった代表作と言えるでしょう。