りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

PPC版Macの10.4.11とQuickTime 7.6の組み合わせで不具合

 

QuickTime 7.6にアップデートするとFinderが不安定に…

先頃公開されたQuickTime 7.6のアップデートを実行するとFinderが再起動を繰り返すといった不具合が起こる場合があるようです。

ただし、この不具合が確認されているのはPowerPCを搭載したMac OS X 10.4.11環境でQuickTime 7.6にアップデートしたMacの一部のみのようで、Intel Macや10.4.11以外のPowerPC Macでは同様の不具合は確認されていません。

まずは確認のためにMacをセーフモードで起動([shift]キーを押しながら起動)させます。セーフモードで起動させると機能拡張を読み込まずにMacが立ち上がるので、これで症状が出ないようであれば追加インストールしているApple製以外のプラグインのどれかと機能が衝突(コンフリクト)していると推測出来ます。セーフモードでも改善が見られない場合はほかの原因が考えられるので、恐れ入りますがほかの情報を検索して下さい。

以下、セーフモードでは不具合が起きなかった場合に該当すると思われる原因とその対処法です。

今回の不具合ではStuffItの「StuffIt AVR」が原因となっている場合が大半のようです。これをOFFにすると症状が治まったという報告が見られますので、StuffItをインストールしている方は"システム環境設定"を起動して、StuffIt AVRパネルから同機能を"OFF"に設定して下さい。再起動あるいは再ログイン後にはFinderの不具合は改称していると思います。

StuffIt AVRを使っていない人は他社製プラグインを疑って下さい。Macintosh HD/ライブラリ、あるいはMacintosh HD/ユーザ/(ユーザ名)/ライブラリの両方、またはいずれかに"QuickTime"フォルダがあると思います。他社製プラグインはここに収められている場合が多いので、一つ外しては再起動させるか、あるいは一気に外して再起動するなどして問題の所在を確認して下さい。問題のプラグインを特定できれば、そのデベロッパがQuickTime 7.6による不具合に対応してくれるのを待ってからプラグインの利用を再開して下さい。

library_quicktime.jpg

また、Default Folderを利用している場合にも同様の現象が出るようです。この場合も使用を停止させてデベロッパの対応を待ってから利用を再開して下さい。

【ネタもと】

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