りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

Mac OS X 10.5.7導入後のトラブル対処例

 

OSのアップデート後にトラブルが出たら、まずは常套手段を試してみるべし

社外製プラグインなどを無効化する/削除する

Finder, QuickTime, Safariなどに機能を追加する社外製プラグインはOSのバージョンに非常にシビアなものが多いので、OSがアップデートされると機能に障害が出ることは珍しいことではありません。OSアップデート後にFinderなどへの不具合が現れた場合はこれら機能拡張を疑って下さい。該当するものがあればデベロッパがバージョン対応を果たしてれるまで使用を停止します。

Point]今後はアップデート実行前に情報収集するように心がけましょう。

アクセス権の修復

アップデートを実行するとファイルのアクセス権が狂ってしまう場合があります。アクセス権が狂ってしまうと、例えば本来プログラムによる書き込みが許されるべきファイルに書き込みができなくなり処理に影響を来すといった問題が起こります。アクセス権の修復を実行すればこれらの狂った権限が正常な状態に戻るので、トラブルの原因がここにあった場合はアクセス権の修復で問題が解決することになります。
Point]最低限、アップデートをする前にアクセス権の修復をする習慣付けを。

PRAMクリア

アップデート後にモニタの解像度が変わった、外付けHDDが認識されなくなったといった周辺機器にまつわるトラブルは、これらの装置の管理情報が収められているPRAMをリセットすることで直る場合があります。モニタやKeyboard & Mouse以外のUSB/Firewire装置を外した状態で[command (⌘) ][option][P][R]の4つのキーを押しながらMacを起動し、起動音を2回聞いたら手を離します。起動し終えたら一旦Macを終了させ、全ての装置を再接続したらMacを起動させて状況を確認して下さい。
Point]外付け装置を外してOSアップデートを行った方がリスクは低いらしい。

Combo Update (統合アップデート) の適用

10.5.7 Updateを適用したあとに問題が起きたのであれば、今度は10.5.7 Combo Update (統合アップデート) を適用してみましょう。10.5.7 Combo Updateは10.5.1 Updateから10.5.6 Updateまでの内容が網羅されているので、もしこれらのアップデートで更新されるファイルに何らかの問題が起きていたとしたらCombo Updateを適用することで問題のファイルが書き換えられ (フレッシュなファイルに置き換えられる) 問題が起きなくなる可能性があります。Combo UpdateはAppleのサポートページから入手できます。

Point]時間は掛かるが毎回Combo Updateを適用した方がトラブルは起きにくい。
Hint]Combo Updateのファイルをその都度残しておくと万が一の時に便利。

当然のことながらこれらの対処法で解決できないトラブルもあるはずです。そのような場合はAppleのDiscussion Boardやデベロッパが用意してくれるForumなどで積極的に情報収集するなどして対処して下さい。なお、Forumで質問をする場合は同様の質問が過去に出されていないか事前に検索しましょう。調べずに質問するのはマナー違反ですぞ。