macOS 10.14 Mojaveのカラム表示(Finder)で気付きにくいちょっとした操作を二つ紹介します。
なお、一部はmacOS 10.14 Mojaveからの機能なのでそれ以前のバージョン(mac OS 10.13以下)では実装されていない、あるいは機能しないものがあります。
カラム表示とは
Finderウインドウの表示方法のひとつです。
通常のアイコン表示などとは違いファイルの所在が視覚的に理解しやすい、という特徴があります。
Finderウインドウのツールバーにある表示切替ボタンだと左から3番目、感じの「目」が横になったようなデザインのボタンを押すと切り替わります。
カラム表示で出来ること:見てわかるもの
macOS 10.14 Mojaveの場合、静止画像であれば上の画像にもある通り「反時計回りに回転」と「マークアップ」という機能が使えるようになっています。
(´-`).。oO(その他…からカスタマイズ可能)
「反時計回りに回転」をクリックすると、プレビュー.appなどの編集用アプリが起動することなく画像が左回りに90度ずつ回転します。
( ˙-˙)。oO(ちなみに option キーを押すと「時計回りに回転」になるよ)
「マークアップ」をクリックすると、図形や注釈などが書き込めるQuick Lookウインドウが開きます。こちらもプレビュー.appなどが起動しないのでお手軽。
動画の場合はマークアップではなく、動画の一部を取り出せる(動画の前後を切り落とせる)「トリム」が利用できます。
気付きにくい操作(その1):早送り、早戻し
静止画で表示されている動画のプレビューにマウスカーソルを重ね、マウスで上下スワイプの操作をすると動画の早送り、早戻しをすることができます(無音)
ちなみに複数ページからなるPDFファイルだと同様の操作でページの送り戻しが可能。
気付きにくい操作(その2):ファイル名の変更
プレビュー画像の下、ここは単にファイル名が表示されているように見えますが、実はここをクリックするとファイル名の変更ができます。
プレビュー左隣のカラムで選択されているファイルをクリックしていつも通りにファイル名の編集をすれば良いんだけど、ケースによってはプレビュー下を利用した方が便利に感じることが……たまに……あるような、無いような…… (個人の感想)