今から遡ること約15年前の2007年1月、米国にて初代のiPhoneが発表されましたが、その時のiPhoneの未開封品が2023年2月2日にLCG Auctionsに出品され19日に入札が終了しました。
記事によると当時は599ドルの小売価格だったようですが、落札額は驚きの63,356.40ドルで単純計算すると当時の105倍の金額とか……
ちなみに現行レートで日本円に換算すると
約851万円!!
(((( ;゚Д゚)))ヒィ!!
持ってる人は持ってるんですねぇ……851万円あったらどうしましょ……やっぱ貯金?💦
余談
現行最新モデルの製品(シリーズ)名は "iPhone 14" なので、額面通り受け取ると2007年の初代から数えて『第十四代目』に見えますが……
初代は "iPhone" という名前でリリースされています。
二代目は3G通信規格に対応したため、2G通信規格の初代iPhoneと区別がつくように "3G" を添えた "iPhone 3G" という名前でリリース。
お気づきかも知れませんが、この頃はまだ "世代番号" 的な命名にはなっていません。
三代目はiPhone 3Gよりも高速動作することを訴求するため[SpeedのS]を付けた(らしい)"iPhone 3GS" という名前でリリース。
ここで意図的なのか偶然なのかは不明ですが、製品名に付いている数字と世代数が一致。
四代目で初めて世代番号と合致する数字が付与されて "iPhone 4" が登場します。
ところが五代目は前例に倣って "iPhone 4s" としてリリースされたため、またモデル名と世代数が一致しないことに……とまあ、この時点で製品名に付いている数字と世代数に関連性はないことに薄々気づきますよね?😅
(´-`).。oO(ちなみに3GSのSは大文字、4s〜6sのSは小文字が正式名称です)
- iPhone(2007年6月)
- iPhone 3G(2008年7月)
- iPhone 3GS(2009年6月)
- iPhone 4(2010年6月:GSM、2011年1月:CDMA)
- iPhone 4s(2011年10月)
六代目以降は廉価モデルを除くと:
- iPhone 5(2012年9月)
- iPhone 5s(2013年9月)
- iPhone 6(2014年9月)
- iPhone 6s(2015年9月)
- iPhone 7(2016年9月)
- iPhone 8(2017年9月)
- iPhone X(2017年11月)
- iPhone XS(2018年9月)
- iPhone 11(2019年9月)
- iPhone 12(2020年10月)
- iPhone 13(2021年9月)
- iPhone 14(2022年9月)
と、こんな具合にズレています。
iPhone Xをプロパー製品と捉えるか特別モデルと捉えるかで世代の数え方が違ってしまいますが、少なくともiPhone 14だからと言っても "14代目ではない" とは言えそうです。