今年の秋頃に発売されるであろう次期iPhoneからは名称からナンバリング(数字)が廃止されるんじゃないかと予測しているそう。
平たく言うと、2017年秋に発売されたiPhoneに『iPhone 7s』という名称が使われなかった、つまりネーミングの法則を崩したところに前兆が伺えるということらしい。
まあ、理由も予測もどうでも良い(身もふたもないw)けど、ナンバリング廃止=簡略化という流れは個人的に大賛成です。
確かにややこしい
現状、iPhoneは3シリーズ、4モデルで構成されています。
- iPhone X
- iPhone 8, iPhone 8 Plus
- iPhone SE
これに加えて旧モデルの……
- iPhone 6s, iPhone 6s Plus
- iPhone 7, iPhone 7 Plus
もあるので5シリーズ、8モデルという非常にわかりにくい構成になっています。さらに容量違いまでカウントしちゃうともう、ね(^-^;
これを、例えば初めてiPhoneというものに接する人が買うべきものを選択しようとした場合、果たして『選びやすい』と言えるかどうか……。
旧モデルを識別できればまだ救われるけど、そうじゃなければただただ混乱するのみでお世辞にも敷居が低いとは言えません。
ラインアップ整理
そもそも、ひと世代前のiPhone 7を併売するところまでは理解できるものの、何故ふた世代前のiPhone 6sまでも併売する必要があるのか。
(´-`).。oO(一部新興国向けに廉価版として提供する分には理解できるけど)
かてて加えて、価格的にはさらにその下に位置するiPhone SEまでも併売しているからカオスさ倍増しちゃってるわけですよ、思いますに。
_(:3 ⌒゙)_ アァ,,, ヤヤコシヤ...
(´-`).。oO(キャリアの言いなりで買うならほとんど迷わない、というか迷えないけどさ‥‥)
そんなんじゃなくて、買う側として極端なことを言えば……
- すっごく良いやつ (༓∀༓)!
- ふつーのやつ (๑˃̵ᴗ˂̵)و ♪
- お手頃版 ( ´▽`) 〜♡
な選択肢があれば十分だと思うんですよ。
松・竹・梅ってやつ
でしょ? 違う?
もう "iPhone" 一発で良いんじゃね?
となれば、必要なラインアップというのは(現行モデルでいうなら)……
- iPhone X
- iPhone 8
- 先代のiPhone(=iPhone 7)
ということになるんじゃないかな、と。
この(3)が現状でいうところのiPhone SEのポジションになって、あまり好きな言い方じゃないけど『型落ちの廉価版』を充当するスタイルということになります。
また、これまでの "Plus" はどちらかというと……
無印よりもカメラ性能とバッテリ性能が少し上回っている画面が大きい版
……的な存在だったと思うんですが、この立ち位置を見直してiPhone 8とiPhone Xの違いを "無印" と "Plus" の違いに充てちゃえば、と思うんですよね。
つまり……
Plusは(標準モデルよりも)性能や機能がプラスされてますよ
……ってポジションで、いわばiPadとiPad Proの違いみたいな感じ。
こうすることで "Plus" という名称の意味がハッキリするし今以上に価格の違いが明確に理解しやすくなると思うんです。
(´-`).。oO(呼称の統一性という点で言えばiPhone Proの方がいいのかもしれないけど)
ですから、私の思うところのラインアップは……
- iPhone Plus(or Pro):すっごく良いやつ!
- iPhone:普通のやつ♪
- iPhone SE:お手頃版♡
というとてもシンプルでわかりやすい構成になります。
ただ一つ、この形だとiPhoneとiPhone SEの価格差が(現状を鑑みると)あまりにも小さ過ぎてSEを選択するメリットを見出せないので、ここに関してはAppleに英断をしてもらって、例えば前年モデルがiPhone 7だとしたらリリース当年(2016年)の新品価格から一気に30%オフにするぐらいのことしてもらって……(^-^;
もうひとつのやり方
iPhoneに画面の大小という違いを設けるのをやめちゃう。
その上で……
- iPhone Plus(or Pro)=今年のモデル:すっごく良いやつ!
- iPhone=去年のモデル:普通のやつ♪
- iPhone SE=一昨年のモデル:お手頃版♡
というラインアップにしちゃうというのも手かも。
いま現在の販売ラインアップに似ていますが、画面の大小違いを廃止しちゃえば順次スライドすることで2〜3年後にはものすごくシンプルな構成になると思います。
ナンバリングは要らない
そもそもiPhoneのナンバリングは発売当初からあったわけではありません。
初代は単に「iPhone」、二代目は「iPhone 3G」でしたがこれはナンバリングではなく2G通信しかできなかった初代と区別するために "3G通信対応" ということから3Gという名前が付け加えられただけ。
また三代目の「iPhone 3GS」もナンバリングではなく、Apple曰く「Speedの "S"」とのことで、単純に二代目よりも速いということを名前で訴求したに過ぎません。
四代目のiPhoneで初めて「iPhone 4」というナンバリング形式が採られたけど、私が思うにこれは単に……
3GSの次の名前どうする?
3GSを廃止して、iPhoneにしちゃう?
いや、四代目だし、ちょうど「3GS」で「3」を使ってるから「4」を充ててもしっくりくるんじゃね?
みたいなノリで「iPhone 4」を名乗ることになったんじゃないかと、笑
ちょうどその頃日本の携帯ではdocomoがモデル名称に "s" を付ける習慣があって、例えばN505iを発売した翌年のモデルはN505isとかしてた(この "s" は "second" を意味していたとか)わけで、Appleももしかするとこれに倣っただけかもしれません。
つまり、もともとAppleとしてもナンバリングはあまり重要じゃなかった、と。
実際、iPadのナンバリングは迷走の限りを尽くして結局iPadに戻ったし、笑
(´-`).。oO("新しいiPad" なんてふざけた名前もありましたなw)
なので、そもそもiPhone 7sが飛ばされていて、iPhone 8があってiPhone XもあるのにiPhone 9が無いとか意味が分からんですからこの機会に改めちゃって良いんじゃ無いかなと思うわけですよ。
モデル識別に関しては設定の情報画面から確認できるでしょうし、なんなら背面にさりげなく……
iPhone
2018
みたいにレーザー刻印すれば良いだけでしょ?
そうしちゃいましょうよ、Appleさん。
話はそう簡単じゃないのかもしれないけどさ〜(^-^;