りんごが好きなのでぃす

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脱インテル開幕!Apple M1搭載の新型MacはMacBook Pro/AirとMac miniから

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日本時間の2020年11月11日未明から開催されたApple Special Eventにて新しくなったMacBook Pro、MacBook Air、Mac miniの3機種が発表されました。

Bye-bye Intel, Hello Apple M1

AppleはすでにMacシリーズに搭載されているCPUを自社製(Appleシリコン)に置き換えることを発表していましたが、

gigazine.net

この先陣を切る形で以下の製品がアナウンスされました:

  •   MacBook Pro(税別・134,800円〜)
    • 13-inch:Intel版とApple M1版の併売
    • 16-inch:Intel版のみ
  •   MacBook Air(税別・104,800円〜)
    • Apple M1版のみ(Intel版は廃止)
  •   Mac mini(税別・72,800円〜)
    • Apple M1版とIntel版(ハイエンド1機種のみ)の併売

jp.techcrunch.com

価格は少し下がりコスパが上がった印象

性能との兼ね合いがまだハッキリしないので明確なことは言えませんが、ざっと観た感じの感想で言わせてもらうとApple Siliconを搭載する新型Macの方がIntel Macに比べて10%前後値段が下がったような印象を受けました。

(´-`).。oO(性能を無視して価格だけで言えばApple Silicon Macの方がかなり安い)

例えばMacBook Pro 13-inchで比較した場合、512GBという同じストレージ容量を備えたもの同士で比べるとIntel版は約19万であるのに対してApple M1版は約15.5万円。

もちろんCPUの処理速度の違いやRAM容量の違いを考慮していないので意味のない比較にはなってしまいますが、大幅に性能が劣るとも考えにくいので一応の参考になるのでは?

購入に際して注意したい点

ソフトウェア(アプリケーション)の対応状況

原則的に、従来のIntel版Mac向けに作成されているアプリケーションはApple Siliconを搭載する新型のMac上では動作しません。

ただ、それでは困るのでほぼ同時期にリリースされる新しいmacOS(macOS 11.0 Big Sur)には両者の違いを橋渡しする機能(Rosetta Stone)が用意されます。

これはIntel版Mac向けのプログラムをApple Silicon版Macで解釈できるように同時通訳するシステムのようなものなので非常に有用なシステムですが、100%完璧とは言い切れませんので仕事でMac(アプリケーション)が使えなくなると困るといった境遇の方はMacを新調する前にアプリケーションの対応状況を十分に確認しておくことをお勧めします。

それ以外の個人使用のような場面においては恐らくRosetta Stoneが(背後で)大活躍してくれると思いますが、動画編集や音楽制作などわりと高度で複雑な処理を伴うアプリケーションを多用されている方はやはり買い替え前に十分な情報収集をして下さい。

購入後のメモリ増設は不可能

従来はマザーボードと呼ばれる主要基板に設けられているソケットにメモリ基板を挿すスタイルであったり、あるいはメモリが主要基板に直付けされていました。いわば主要パーツとメモリが物理的に別々の部品に分かれているものでした。

しかしApple Siliconではこの直付けからさらに進み(という言い方は正確ではないけど)雑な例え方をするならCPUのチップの中にメモリを埋め込んでしまったものです。

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物理的に、目に見える形で分かれて存在していたものが1つの部品の内部に回路として凝縮されてしまったわけですから後からどうにかなる次元ではありません。

(´-`).。oO(Apple Silicon自体、単体で入手できるなら載せ替えできるかもだけど日現実的仮説)

なので購入に際しては今まで以上にメモリの搭載量に神経を尖らせる必要がありますが、今までの8GBとApple Siliconの8GBが性能的に同等と見ても良いのかはまだ解りません……数字上では同じ8GBでも処理能力換算ではApple Siliconの8GBが従来の16GB相当なんてことがあるかもしれないので……

博打的要素になってしまいますが、予算に余裕があるなら16GBを選択した方がより長く使うことができるでしょう。そうじゃなければ8GBでも、ストレージがSSDであることを考えればHDD+RAM 8GBのものよりも快適な状態は長めに維持できるかと思います。

初期ロッドが危険なのはお家芸

会社を問わず、新規の製品というのは何かとリスクを伴います。

Appleも例に漏れずこれまで伝統的に「初期ロッドは危険」と語り継がれて来ており、大型のアップデートが行われるとそれがハードウェアだろうがソフトウェアだろうが熟練のAppleユーザは『しばし静観モード』に入ります、笑

とは言っても全く使い物にならないものが発売されるわけではないので、平たく言えばリスクを伴うことを警戒して買い控えるか、リスクを恐れず新しいものに飛びつけるかの違い。

別の言い方をするなら、不具合が生じた時に苛立ち不満を垂らすくらいなら飛びつかない方が良いし、不具合が出ても「やっぱりな〜」と仏の心でいられるなら飛びつくのもアリです。

なんか宗教っぽい話にも見えなくもないですが、その辺りをMacの用途とともに自分の性格も踏まえて(笑)飛びつくかどうかを決断して貰えば精神衛生上的にも宜しいかと思います(^-^;