文字が小さくて読みづらければ表示フォントサイズを大きめに設定するとか、あるいは画質が悪くなるけど画像解像度を落として画面全体が拡大気味に表示されるようにする、などの対処法があります。
でも何から何まで大きくなられるのも困るなんてことも少なくなく、結局のところデフォルトのまま(読みにくいのを我慢しながら)使っている人もいるんじゃないでしょうか。
ちなみに私がそうです(でした)!(`・ω・´)キリッ
そんな方はには必要な時だけ拡大できる以下のコマンドをお勧めします。
コツを掴むまではちょっと挙動に慣れにくいかもしれませんが、コツさえ掴んでしまえば結構便利に使える機能なので、テキストを読むために座り直すとか、前屈みになって画面に顔を近づける、なんてことも必要なくなると思いますよ。
1本指でダブルタップ
"1本指でダブルタップ" これが視力の悪い方の強い味方、無敵コマンドで設定項目はシステム環境設定内にあります。
ここにある "スマートズーム" にチェックを入れるだけ(純正マウスの場合)
トラックパッドだとピンチイン/アウトの操作で対処できるのかな……トラックパッドがないので同じような設定があるのか分かりません、ごめんなさい。
拡大の仕方とコツ
操作はとても簡単、文字通り1本指でダブルタップするだけです。
すると画面全体が手前に引き寄せられる感じ(あるいはズームして寄っていく感じ)で赤枠で示されている部分がウインドウ幅に収まる感じで拡大されます。
この時、ダブルタップ時にマウスポインタが置かれていた場所を中心としてズームするという挙動を示すので『拡大したい箇所のセンター付近をダブルタップ』するのがコツです。
HTMLやCSSを齧ったことがある人なら、DIVなどのボックスで囲まれているであろう領域のセンター付近といえばイメージしやすいかもしれないですね。
縮小の仕方とコツ
縮小も1本指のダブルタップで行うのですが、ちょっとだけクセがあります。
どういうクセかというと:
- ダブルタップで拡大後にマウスポインタが動いていなければ縮小が発動
- ダブルタップで拡大後にマウスポインタが動いた場合は拡大部の中心が動く
というもので、たとえば上の画像で示した赤矢印の中心付近でダブルタップして場合はまずそこを中心として赤枠の領域が拡大表示されます(というのは分かりますね?)
次に、拡大操作をした時のマウスポインタが一切移動していない状態でダブルタップした場合は縮小が働いて元の表示サイズに戻ります。
しかしマウスポインタの位置が拡大操作をした時と違う場所に移動している場合は、ダブルタップをしても縮小は発動せず、代わりにその位置がズームの中心となります。つまりズームの中心を再設定する、そんな感じの動作になります。
以上のクセを踏まえて:
- 拡大後はマウスポインタを動かさない
- 動かした場合はダブルタップ後、再度その場でダブルタップする
と覚えておけば使いこなせるようになると思うので是非お試しください。