表題の通り、iPhoneとMacの接続に(たまに)使っているLightning-USBケーブルの被覆が劣化によって破れてしまったので手当てをしました。
ネットを探せばいくらでも対処法は載っているので何もいまさら記事にすることでもないのですが、でもまあとりあえず何をやったか書いておきますわ(^-^;
ちなみに今回修理するのは約6年選手で、iPhone 5sに付属していたものと、その1年後に追加購入したケーブルの2本。ですから巷で言われるほど壊れやすいという印象はありません。
用意したモノ
熱収縮チューブ
ある程度の品質を求めるならホームセンターとかカー用品店で売ってるものを、応急的にダメージ箇所を覆いたい程度であれば100円ショップのもので事足りると思います。
今回修復するのは自室のデスク上でしか使わないので防水性は必要ないし、耐候性も気にしなくて良いと思うのでダイソーで手に入れました。
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工具
特別な工具は必要なし。必要な長さ分だけ収縮チューブを切るのにハサミを使うのと、チューブを収縮させるのに必要な熱源としてドライヤーかライターがあればOK。
作業手順
収縮チューブをカット
端子の端には0.5cmほど被るように、そして傷口から先は0.5〜1.0cmくらい被るようにカットした方が良いと思います。下の写真の場合だと2.5〜3.0cmくらいの長さでカットですね。
( ˙-˙)。oO(あとで縮ませるので5mmほど長く切るのがオススメ)
カットしたチューブをケーブルに通す
2.5〜3.0cmくらいでカットしたチューブをLightning端子側から通します……というか収縮チューブはほとんど伸びないのでUSB端子側からは入りません😅
炙って縮める
この製品は100℃程度の温度を与えることで縮みます。
ドライヤー
商品説明ではドライヤーで1分程度温めると……と書いてあったので素直に従いましたが手持ちのドライヤーでは縮みませんでした。
熱量が十分なドライヤーがあればこれが一番綺麗に仕上がると思います。
ヒートガン
ドライヤーよりも圧倒的に熱量があるので加熱のし過ぎにさえ気をつければ一番有効。でもこれを普通に備えている家庭はそうないでしょう(^-^;
普通のライター
今回修復するコードが2本あったので、ひとつは普通のライターを使いました。
扱いやすさと効率の良さなら多分これが一番だと思いますが、コードを炎の中に潜らせてしまうと煤が付いてしまうので外炎(炎の外側)で上手に炙るのがコツです。
ターボ(バーナー式)ライター
アウトドアなどで活躍機会の多いバーナー式とも呼ばれるターボライターは火力が強いので普通のライターよりスピーディーに仕上げられます。
ただ、普通のライターとは違い青白い炎なので炎が見づらいぶん余計なところを炙ってしまう恐れがあるのと、火力が強いので気をつけないと溶かしてしまったり、コード内部を熱で損傷してしまう可能性もあるので注意。
もう一本のコードはターボライターを使いましたが、仕上がりはこっちに軍配。
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コンロ
ライターのように炎が細くないのでピンポイントで炙るのは難しいと思います。素直にドライヤーかライターを使ってください。
マッチ
ドライヤーもライターもコンロもない……それなら止むを得ないかもしれませんが、十中八九煤けて黒い仕上がりになるので覚悟しましょう、苦笑
あと、マッチ1本の燃焼時間には限りがあるので数本使う必要があると思います。
仕上がり
応急処置としては必要十分な仕上がりになりましたが、上の写真を見ると分かる通り端子側は密着しているもののケーブル側は収縮しきれず(これ以上は縮まない)に隙間が残ってしまいました。
もう少し細い収縮ケーブルを使えば隙間が出来ることは無かったと思いますが、それだと端子が通らないので妥協せざるを得ませんね。
この辺りが100円品質なのかな?
耐候性や防水性を気にするんだったら素直に新品を買った方が良いですね(元も子もない)
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