りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

G-DRIVE (G-Technology) のHDDを交換

 

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外付けドライブにちょっと古めのG-TechnologyのG-DRIVE(USB 3.0/2.0, FireWire 800/400, 2.0TB)を使っているのですが、容量が逼迫して来たのでより容量の大きなHDDへの載せ換えを敢行しました。

本体の買い替えではなく内蔵HDDの交換という手段を選択した理由は:

  • 新しいG-DRIVEは高くて手が出ない
  • G-DRIVEに匹敵するデザイン・質感を伴う他社製品が無い
  • 自分の使い方においてはUSB 3.0 Gen.1の伝送速度でも支障無し
  • 大容量HDDが比較的安価で手に入る
  • HDD交換すると保証対象外になるけど、既に保証期限切れてるから無問題
  • 分解交換作業は全然難しくない

といったところから。

というわけで、以下にその作業を記録しておきますので良ければ参考にしてください。

用意したもの

Seagate BarraCuda 4TB

SeagateのBarraCuda (ST4000DM004) を札幌駅西口側にあるTSUKUMOで6,800円(税別)で購入。ちなみにデフォルトで2年保証付き。

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Amazonや楽天よりも安かったのはラッキー

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WESTERN DigitalのWD Blue 4TBなど他の候補もあったんだけど、

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使っているiMac 5K (2017) に内蔵されているHDDがSeagate BarraCuda 1TBで、これが2.5-inch HDDが内蔵されていると勘違いしてしまったほどクソ静かなので、若干耳障りなG-DRIVEの動作音が少しでも静かになることを期待して同じシリーズを選択。

あと安かったしね(^-^;

交換作業手順

工具で必要なものはプラスドライバー1本のみ、ではスタート。

裏側のネジ(6本)を外す

本体を裏返し5本(赤矢印)を外し、

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ワランティーの警告シール(剥がした時点で保証適用外)を剥がすと現れる1本(青矢印)を外す。

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剥がしにくい時はライターやドライヤーでシールを少し温めると良い

甲羅(?)から本体部分を抜く

外装と脚を兼ねた甲羅の中にHDD本体などが収まっているケースがあるので、ネジを外したらこれをコネクタのある方向へ押し出す。

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結構硬いので頑張って押し出してください

基板のカバーを外す

ケースが甲羅から抜けたら、コネクタ側を覆っているステンレスのケースを外します。

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側面の小さな穴に噛んでる小さな突起を押しながら引き上げると外れる

マウンタを外す

本体の裏側中央に見えているヒートシンクはHDDマウンタを兼ねています。このヒートシンクは下図のように片側2本ずつネジで固定されているのでこれら(計4本)を外します。

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こっち側2本と、反対側にも2本

マウンタからHDDを外す

HDDも左右2本ずつ、計4本のネジでマウンタに固定されているのでこれらも外します。ちなみに下の写真に見えている小さな穴が本体ケースとの固定に使われていたネジ穴。

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他のもそうだけど、外したネジは無くさないようにね

コネクタを抜いてHDDを繋ぎ換え、逆手順で戻す

HDDには2本のケーブルが繋がっているのでこれらを外したら新しいHDDに繋ぎ変えます。

あとはこれまでの手順を逆に進めて元の状態の一歩手前(甲羅に装着する直前)まで組み上げて行き、電源とケーブルをMacに繋いで動作確認。

この時点ではまだHDDは未フォーマットなので警告が出ると思いますが、ディスクユーティリティを起動してフォーマットしてしまえばOKです。

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フォーマット形式は悩んだけど旧来のHFS+にしておきました

その後動作に問題が無いようであればG-DRIVEのマウントを解除してからG-DRIVEの電源を切り、裏側6本のネジを忘れずに締めて元の状態まで戻せば全ての作業は終了です。

ちなみに比較

元々装着されていたHGSTの2TBとBarracudaの4TBを並べるとこんな感じ。

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目視で5〜6mmほどBarraCudaの方が薄い、そして軽い

殻を割った状態のままでデータ転送しているので殻を閉じた状態での動作音の比較はできていませんが、とりあえず割った状態で動作している音を耳で聴き比べた感じではBarraCudaの方が若干静か……ですが、殻を閉じちゃうと音が篭るから聞こえ方は違ってくるでしょう。

スピンアップする時の動作音はBarraCudaの方がかなり静かで、立ち上がりも交換前のものに比べると幾分速くなった気がします。

追記(その後):ジジ…シュイーンという感じのスピンアップ時の音、シューっというディスク回転中の音はいずれもHDD交換前後で期待したほどの違いは得られませんでした。一方でデータ読み書きの際のカリカリという音はBarraCudaの方が圧倒的に静か。

総評としてiMac 5K (2017) ではディスクの回転音がほとんど聞こえてこないので、内部の音が高いレベルで遮蔽されていることが確認できました。(本題と違うけどw)

ちなみに2TB HDDから4TB HDDへのデータのお引越しは、以前に紹介したREGZAに使ってたけど壊れたちゃったHDDの殻を流用しました。

ringosuki.hateblo.jp

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ただ、こっちの殻のI/OはUSB 2.0なので転送にすごく時間がかかる……正味1.8TBの転送になるんだけど所要時間は約9時間……転送し終えるのは明朝5時頃、かな😅