iOS 11.3以降の環境であれば「設定>バッテリー>バッテリーの状態」からバッテリーの劣化状態を知る事ができますが、iPhone 5s以前の機種はこの機能に対応していないので劣化状態を知る事ができません。
以前はAppleのサポートページを経由するなどしてオンラインで状態を知ることができましたが(ググってください)今はこの道も閉ざされていて使えません。
なのですでにオンライン診断そのものの提供が終わったもんだとばかり思っていたのですが、特定の手続きを踏むとオンライン診断が実行されるんですね。
iPhone 5sのバッテリー交換の件で問い合わせた
2年ほど前から「必要に迫られたらモバイルバッテリーで充電する」くらいのレベルにはなっていましたが、昨夏あたりから「充電不要な日がない」レベルにまで落ち込み、最近に至っては一日2回の充電が当たり前になってきました。
日に数回、1回につき数分Twitterを眺めたり、一週間に1回、10分程度ゲームをすることがあるかどうかくらいのほぼほぼ毎日が "放置" に近い使い方なのに、です。
さすがにひどいのとバッテリー交換について聞きたいこともあったのでApple サポートのチャット機能を使って問い合わせをしました。
チャット開始までの手順はこんな感じでした。
- Safari(macOS)でAppleサポートのページに接続
- "iPhone" を選択
- "バッテリーとパフォーマンス" を選択
- 表示されたページの一番下、「バッテリー交換をご希望の場合は」にある「こちらからお手続きをしてください」の "こちら" をクリック
- "チャット" を選択:必要に応じ他の選択肢もOK
- 次のページで "サインインして製品を選択する" をクリック
- Apple IDでのログインを終えると登録済み製品の選択画面が出てくるので、問い合わせたい製品(今回の場合はiPhone 5s)を選ぶ
いよいよスタート
上記の手順を踏んだことで、サポート担当スタッフさんはすでに機種情報とバッテリーに関する相談であることは把握済みで、その状態から対応開始となります。
最初に具体的な相談内容を尋ねられたので、バッテリー交換について質問したいことがある旨を伝えました。
その後いくつかやり取りをするうちにiPhoneのパフォーマンス性能の状態を知る必要がありそうとのことなので、スタッフさんの指示に従い以下の手順を踏みました。
- 設定>プライバシー>解析と進む
- "Appleのサポートで診断を開始" をクリック
するとここで、無くなったと思っていたオンラインでの診断が開始されました。
実はこの(2)の項目は普段表示されていない(下図左)のですが、今回のような手順を経ると先方から診断用のゲートを開けという指示がiPhoneに飛んでくるのか、項目が現れる(下図右)仕掛けになってるっぽいですね〜 (つ゚o゚⊂)オォ〜!!
どうりでどこを探してもオンライン診断に関するものが見当たらないはずです(^-^;
診断結果は要交換
診断に要する時間は約2〜3分で、診断結果はサポート担当者側に届きます。
診断の結果、バッテリー容量は67%となっていて消耗基準の80%を下回っていることから交換が必要とのことでした。
ちなみにこのレポートがこちら側でも閲覧する手段があるのかは不明。
解析データに今日付のファイル(Analytics-2019-02-23-092730.ips.ca.synced)はあるんだけど読み取り方がわからんし(^-^;
後日改めて交換手続きをすることに
このチャットの流れのまま交換手続きに進むこともできましたが、都合が悪いので後日あらためてAppleサポートのページを介して手続きすることを伝えサポート終了。
後日交換手続きを進める際に、本件で発行されている問い合わせ番号を伝えることでサポート内容も引き継がれるそうです。
ちなみにオンライン診断ではバッテリー以外に問題はなかったそうで、また外装の傷みや水濡れなどの過失もないのでバッテリー交換費用は5,400円(税別)
ただしバッテリー交換に際してバッテリー交換以外の作業が必要と判断された場合は事前に連絡が来るそうです。最悪は本体交換で費用が高額になる恐れもありますが、勝手に作業されて請求されることはないので安心ですね。
正規サービスプロバイダのビックカメラ札幌に持ち込むのが最速ですが、一週間くらいかかるだろうけどAppleへの配送修理にするつもりです(費用は同じ)
さて‥‥いつ申し込もうかな。