そしてまたひとつ、Flashに強く依存していたコンテンツが脱却した。
ネット経由でラジオ放送を聴取できるサービスradiko(ラジコ)ですが、いつの間にかAdobe Flashを必要としない、つまりHTML5に仕様変更を行なった配信方法に切り替わっていました。
これまで、アンチFlashな当方環境においてもradikoを聴くにはFlashプラグインが不可欠だったためGoogle Chromeをそのためだけに起動するなんてことが時々ありましたが、もうその必要は無くなりました。
去年の夏頃はまだFlash依存だった模様
公式サイトのニュースリリースではアナウンスされていませんが、どうやら去年の夏頃にはHTML5での配信に対応していたみたいですね。
ただし一部のウェブブラウザはHTML5に対応していないためFlashを必要とすることもあるみたい。まあ、いまどきInternet Expゴニョゴニョ……。
リスナー側は意識する必要なし
ウェブブラウザがHTML5をサポートしていればradiko.jpにて任意の番組の再生ボタンを押すだけで今まで通り聴取できますが、HTML5未サポートのブラウザでradiko.jpにアクセスした場合は「Flashを入れなさい」的なアラートが表示されます。
この表示が出た場合の対処法は以下の3通りが考えられます:
- Adobe Flash Playerをインストールする(未インストールだった場合)
- ブラウザの設定などでFlashの使用を許可する(インストール済みの場合)
- HTML5対応ブラウザに切り替える
ブラウザによるWebサービス利用についてこの先のことも考慮するなら、これを機にHTML5対応のブラウザに切り替えるのが賢明です。
Firefox、Google Chromeのほか、macOSならSafari、WindowsならEdgeが乗り換え候補になると思うので検討してみてください。