2017年6月末購入のiMac 27-inch 5K(2017)に本日リリースされたmacOS 10.13 High Sierraをインストールしました。
アップデート前の環境はmacOS 10.12.6で、Apple Beta Programに参加はしていますがベータ版ではなくプリインストールされていたバージョンです。
インストール前の準備
このiMacはFusion Driveなので、macOS 10.13 High Sierraから採用されている新しいフォーマットシステムのAPFSには自動で切り替わらない、つまり従来通りのHFS+(ジャーナリングあり)のままのはず。
でもまあ、不測の事態に見舞われるのは嫌なのでmacOS 10.13 High Sierraのアップデータを適用する直前にTime Machineでバックアップを取っておきました。
データ消失に神経を尖らせる必要がある方は、さらに加えて別の方法も併用して万が一にもファイル消失なんてことに遭わないよう備えておきましょう。
あ、File Vaultを使っている人は普段のマイナーアップデートよりも少し慎重さを増した方がいいかも?
(´-`).。oO(まあ、よほどのことがない限り大丈夫なんですけど……)
その後、基本的にはそのままでも大丈夫なはずですがAPFS絡みの予期せぬ不具合を警戒して外付けHDDをiMacから離断しました。
所要時間(ダウンロード)
macOS 10.13 High Sierraのファイルサイズは、Mac App Store上では4.80GBと表記されていましたが、ダウンロード完了後のファイルを見ると5GBをわずかにオーバーするくらいの容量でした。
使用しているiMacはWi-FiでAirMac BaseStationに接続しており、このAirMac BaseStationはLANケーブルで光回線のモデムにつながっています。
この環境でダウンロードに要した時間は、正確に計測はしていないので体感でしか言えないのですが10分少々掛かったかな……くらいな感じでした。
所要時間(インストール)
このiMacは1TB Fusion Drive+8GB RAMで構成されています。
先述した通り外付けHDDのUSBケーブルは外し、iMacにキーボードとマウス以外の装置が接続されていない状態でインストールを実行。
こちらも正確な計測はしていませんが、インストールを始めてからMacが操作を求めてくる画面が現れるまでで約45〜50分くらいだったように思います。
(´-`).。oO(SSDオンリーのMacはAPFSへの書き換えを伴うので所要時間が違うかも)
最近のMacは起動音が鳴らないので画面を見る以外に進捗状況を知るきっかけがありません……うっかり1時間以上も放置しちゃうこともあるかも?笑
雑感
まだインストールして間もないので、雑感も何もないのですが……
- iCloud(Apple ID)とmacOSのユーザアカウントで同じPasswordが使えないようになった:これまで同じものを使っていた場合、macOS側のPW変更を求められる
ことだけは判明しました(macOS 10.12では大丈夫だった……はず)
また、macOS 10.13 High Sierraで使用することができないアプリケーションが存在していた場合にはインストール後のセットアッププロセスでその旨が表示されるようですが、当方の環境には該当するものがなかったのか何の表示もありませんでした。
というわけで、正味1時間強で全行程が終わり試用をしているところですが、今のところは時に何の問題もなく使用できています。
(´-`).。oO(Mail, Safari, Kinza, Steamくらいしか確認してないけど……)
あ、そうそう。
気になる新フォーマットのAPFSですが、前もってAppleから告知されていた通りFusion Driveに対してはAPFSへの自動書き換え(強制変更)は行われていませんでした。
もちろんフォーマットの選択もAppleからの告知通り途中で選択を求められるようなことはありませんでした。
(´-`).。oO(SSDオンリーはAPFSに自動書き換え、HDDやFusionは従来通りのフォーマット)
あと、起動時間がこれまでの倍くらい掛かるようになった気がします。macOS 10.12.xでは爆速だったんですけどね……体感では2倍くらいな感じです。(以前は30秒弱)
Fusion Driveならではの特性で一時的に遅くなってしまったのかは、今後の状況を見てみないと何とも言えません。
23:34 追記:再起動3回目くらいから、従来の爆速起動に戻りました