Stephen Hackett氏が開いているウェブサイト "512 Pixels" で、2000年から現在に至るまでの18年間で撮り貯めたMac OS X(OS X, macOS)のスクリーンショットが公開されたそうですよ。
撮り貯められた画像は2000年リリースのMac OS X Public Betaから現行のmacOS 10.13 High Sierraまでで合計は1,500枚を超えるとか!(◎_◎;)
圧巻の収蔵枚数で資料的価値もあると思うので興味がある方は時間の空いたときにでも覗きに行ってみてはいかがでしょうか。
Mac OS X Public Beta
現行のインターフェイスと比べて……というか直後にリリースされるMac OS X 10.0以降と比べて決定的に違うところが1箇所だけあります。
さて、どこでしょうか。
Mac OS X 10.2 Jaguar
私がMac OS Xをメインに使い始めたのがこの頃(Mac OS X 10.2.8から)
Mac OS X以前は無味乾燥としたパソコンの画面でしたが、Mac OS Xでは艶やかなインターフェイス(Aqua Interface)が採用され画面内には過去には無かった『瑞々しさ』が備わるようになりました。
Mac OS X 10.4 Tiger
Mac OS X上で前世代のMac OSを稼働できるClassic環境が提供されていたのがこのTigerまでで、Mac本体の大幅な仕様変更に伴い次期Leopardで廃止されました。
VMware FusionやParallels Desktopに代表される仮想化技術のApple版みたいなもの、と言えばイメージしやすいかな?(Windowsが動いたわけではない)
Mac OS X 10.5 Leopard
この頃からMac本体がPowerPC系からIntel CPU系で動作する仕様に大幅な変更を行ったため、このMac OS X 10.5 LeopardからはIntel系用の専用設計に変わりました。
(´-`).。oO(開発レベルでは既にMac OS X Tigerの時点でIntel CPUでも動かせていたらしいネ)
Dockがこれまでの平面デザインから俯瞰風のデザインに変わったり、Time Machineの提供が始まったりとOSの見た目や機能も大きくアップデートされました。
さいごに
あくまでも個人的な感想ですが、OSが大幅に変化あるいは進化を見せたのはこのMac OS X 10.5 Leopardのリリースが最後だったように思います。
もちろんそれ以降、現行のmacOS 10.13 High Sierraまで毎年メジャーアップデートはされ新機能の追加などは数々あれど、正直言って革命的な進化はありません。
変更する理由が無いっちゃー無いし、そういう時代でもなくなったということなのかもしれないけどね(^-^;
でもまあ、起動ディスクのフォーマットという点においてはMac OS X 10.5 LeopardでHFSを切ってHFS+に変更されて以来、久しぶりに今秋リリース予定のmacOS 10.14 MojaveでAPFSフォーマットへの切り替えが行われるし、近々CPUもIntel系ではなくなるんじゃないかという噂もあるので、もしかすると次の次(macOS 10.15)かその次あたりで次の革命期がやってくるかもしれませんね。
とは言え舵取り役がSteve Jobsではないので、革命とは言っても想像できる範疇のものしか出てこない可能性も否定はできないか……(^_^;)