macOS(OS X)標準のMail.appに備わっているとっても地味だけど……地味だけど時々便利さを発揮する機能を幾つか紹介します。
メール一覧の先頭にジャンプ
メールリスト一覧の上部にあるバー(赤枠部分)をクリックするだけで、リストの先頭まで表示が一気にスクロールします。
[2020/11/28追記]macOS Big Sur 11.0のMail.appでは表示順序を変更できる欄(下図、赤枠を含んでいる欄)が廃止されたためこのスクロールテクニックは使えなくなりました
(´-`).。oO(必死こいてスクロールするよりも遥かに楽)
メール一覧を送信日時で並べる
optionキーを押しながら、メールリスト一覧の上部にあるバー左側に表示されている部分をクリックすると二番目の "日付" が "送信日時" に変わります。
optionキーを押しながらMail.appの表示メニューの "表示順序" を開いても同じ。
(´-`).。oO(optionキーは後から押しても大丈夫)
表示されるメール一覧をフィルタリング
メールリスト一覧上部バーの右側にある(〒)のようなマークで描かれている箇所をクリックすると表示のフィルタリングができます(macOS Sierra)
フィルタリング表示されている時はここに[フィルタ:未開封]と表示されていて、未開封のメールのみを表示するようになっています(初期状態)
条件を変更したい場合は青テキストで書かれている "未開封" をクリックして表示されるメニューから任意の条件を選択してください。
(´-`).。oO(iOS 10のメール.appにも同じ機能が備わっています)
特定のアカウントを表示(複数アカウントを設定してある場合)
下図で指した所をクリックすると簡単に表示するアカウントを選択できます。
普通にクリックするとボタンとして機能してしまう場所なので、[v]が描かれているところをピンポイントで狙ってください。
(´-`).。oO(項目を長押しすると並び替えや削除になるので操作ミスに気をつけて)
左スワイプで削除、右スワイプで未既読変更
一覧に表示されているメール上にポインタを持って行き、右へ小さくスワイプすると未読・既読の変更ボタン(青)が左端に、左へ小さくスワイプするとメールの削除ボタン(赤)が右端に現れ、各ボタンをクリックすると機能が実行されます。
スワイプしてクリックという操作が煩わしい場合は、小さくスワイプした後に大きくスワイプするか、初めから大きくスワイプすることでクリック操作を省略できます。
(´-`).。oO(環境設定で "削除" を "アーカイブ" に変更可能)