OS XのLaunchpadはまあまあ便利な機能ですが、初期状態以降はインストール順にアプリケーションが並べられていくので増えるごとに混沌として使いにくさを感じるようになりますよね。
こんな時、以前は特定のファイルを削除することでLaunchpadの並びを初期化することができていました。
しかし、その後仕様が変わったのかOS X 10.10 Yosemite以降はこの特定のファイルが無くなってしまったのでターミナルコマンドで対処せざるをえなくなりました。
Launchpadを初期化するターミナルコマンド
このコマンド自体は何も新しいものではなく以前から各所で紹介されていたものです。ただ、これまでは誰にも馴染みのある「ファイルの削除」という別の方法があったので紹介してきませんでした。
従って知ってた人にはいまさらな話なのでご容赦を……。
で、知らなかった人はターミナル.appを起動して以下のコマンドを入力し……
defaults write com.apple.dock ResetLaunchPad -bool true; killall Dock
……最後にreturnキーを叩いて処理を実行させてください。
ちなみに大文字小文字やスペースの有無など、適当に入力すると予期せぬ不具合を招く恐れがありますので必ず見本通り、一字一句を間違えないように入力すること(自信がない方はコピペがオススメ)。
実行すると一瞬デスクトップピクチャが消えてブラックバックになりますが、コマンドに従った処理が行われたことによるものなので異常ではありません。
Launchpadの再整列はコマンド実行されてから数秒かかりますので、適当に時間を置いてからLaunchpadを覗いてみてください。
なお、Launchpad上で各自が作成したフォルダも解除されて初期状態に戻ってしまうので、フォルダで整理していた人は改めて整理し直してください(Launchpadの初期化操作はあくまでもLaunchpad上に対してのみ働くので、Finder上のフォルダ構成には影響しません)。