一週間ほど前にもOS X 10.10.3のアップデート適用後、ごく稀にFinderが非常に重たくなる場合があることについてその対処法を紹介しました。
しかしこの対処が効かない場合もあるようで、その場合はもしかするとiCloud周りがボトルネックになっている可能性もあるらしいとのことなので以下にその対処法を紹介します。
iCloud関連のキャッシュを削除する
ホームフォルダ内のライブラリフォルダにあるCloudKitフォルダを開きます。ディレクトリは下記の通り。
Macintosh HD/ユーザ/(username)/ライブラリ/Cashes/CloudKit
ここに "CloudKitMetadata" で始まる名前のファイルが『3つ』あるので、これらをデスクトップへ移動、またはゴミ箱に放り込みます。
- CloudKitMetadata
- CloudKitMetadata-shm
- CloudKitMetadata-wal
次にアクティビティモニタ.appを起動し、ウインドウ右上の検索欄に "cloudd" と入力してプロセス名 "cloudd" を表示させます。"d" が二つあるのはミスではありません、そういう綴りです。
表示された "cloudd" プロセスをクリックして選択したらウインドウ左上にある[X]ボタンをクリックしてプロセスの終了を命じます。本当に終了して良いのか確認を求められるので[終了]または[強制終了]をクリックして cloudd の終了を許可します。
作業としてはこれでおしまいなので、数秒待つか、または念のためMacを再起動させてからFinderの様子を確認してみてください。
Fix Abnormally Slow Folder Opening & Folder Populating in OS X 10.10.3 | OSXDaily