ご両親が率先して子供の好奇心を刺激してみよう!
image from OS X Diary
あり合わせのものを工夫させる、試させる
プログラムを書くのはそう簡単な話じゃないけど、ホーン(らっぱ)による拡声器を何種類か作って音の違いを聴き比べさせてみる、というのは案外楽しいもんだと思いますよ。
特別な工具も道具も材料もいりません。例えば以下のように、チラシ一枚あればものの数分でホーンを作ることができます。
かっこ悪くたっていいじゃんか(笑)
まずは適当なサイズの紙を用意します。
本屋さんで買った本が入れられていた紙袋に入ってたチラシ
B4〜A3くらいのサイズでノート用紙くらいの厚みがあると工作しやすいと思います。
これをクルクルっとラッパ状の形に丸めてセロテープで止めます。
形状は試行錯誤すれば良いだけなので深く考えない、iPhone以上の幅があれば十分
このラッパに iPhone を差し込む為の穴を設けます。カッターを使う場合は指を切らないように気をつけましょう(特にお子さんにやらせる場合)
穴の大きさは弦長で 7cm x 1cm くらい、平面なら 7.5cm くらい必要
挿す!鳴らす!
あとは開けた穴に iPhone を差し込んで iTunes などで音を鳴らしてみる。
ラッパを装着していない状態と、ラッパを装着した状態で音質が違うかな? 違いがある程度わかってきたら……
思いつくままに色々試す
まずはラッパ(開口部)を扁平させてみる。
ラッパを扁平させただけで明らかに音質が変わりました。開口部が丸い状態だと少し篭り気味のモワっとした音でしたが、扁平させると篭りが多少解消されてクリアになったような気がします。
もっと扁平させたり、あるいは四角いラッパを作って試してみても面白いかもしれません。
iPhone を立てたり寝かせたり、姿勢で音が違うかも試してみる。
ラッパの開口部を切り落とし、奥行きの違いでも音質に違いが出るか試してみる。
或いは iPhone より後ろの絞り込みのところも潰したり切り落としたりして試してみる。一見関係なさそうに思えるけど、実験するなら先入観は捨てて『まずは試す!』てのが大事。あ、でも危険を伴う実験では無謀なことしちゃダメだよ (`・ω・´+) キリッ!!
あとはお子さんの探究心次第
ここまでで興味を持ってくれていればしめたもの(もちろん親御さんも含めて)。
材料や材質、作り方など色々変えてみてそれぞれにどういう違いがあるか、どの音が好きでどの音は嫌いかなど親子で額を寄せ合って色々と試行錯誤してみてください。
もしかしたらそんな中で博士級の発見がみられる……かもしれませんよ♪
これも立派な実験:image from "Saving $$$: DIY iPhone Horn"
紙の量で音が違うかもしれないので「せめて使い切った芯で……」と思ったら負け:image from "Super Cheap Acoustically Amplifier (horn type) for iPhone/iPod Touch"
なかなか手が込んでるね:image from "Boost Up Your Smartphone Tunes with One of These MacGyver-Style Speaker Amplifiers"