一定の評価を得ている音声翻訳システムを用いた実証実験
情通機構、iPhone向け音声翻訳アプリ一般公開-23言語を実証実験＠日刊工業新聞情報通信研究機構(NICT)は19日、iPhone(アイフォーン)向け音声翻訳アプリを一般公開したと発表した。同アプリにより、世界23カ国、26機関による研究共同体「U―STAR」(代表NICT)が構築、運用する多言語音声翻訳システムの実証実験を進める。同アプリは23言語、世界人口の95%をカバー。ユーザーは2013年3月末まで同アプリを無料でダウンロードし、利用できる。
配布されているのは "VoiceTra4U-M"。記事では iPhone 向けと書かれていますが iPad でも動作するようです。まだ多少バギーなところがあるようですが今後少しずつアップデートされて行くでしょう。
NICT による他言語音声翻訳システムを使った音声翻訳アプリとしては NariTra (Narita Airport Speech to Speech Translator) というアプリが既に世に出ていたようで、対応言語は限定的とはいえ精度には一定の評価を得ているようですね。
