Lion の DigitalColor Mater、#ff96da のような値取得は……できるじゃん!
OS X Lion になってから DigitalColor Mater でカラーコード(#RRGGBB) が取得できなくなって不便になった……と思っていませんでした?
私も実はそのクチで、どうしてもカラーコードを知りたい時はその部分をキャプチャして Photoshop からその部分のカラーコードを拾う……という面倒くさい事をしていました。尤も HueGo Lite のようなアプリを使う手もありますが、DigitalColor Mater に比べるとやはり使い勝手が悪い……。
そこで改めて DigitalColor Mater を細かくチェックしてみると……
Σ(゚Д゚;)!?
な〜んだ、ちゃんと出来るじゃないですか!ちゃんと「ここは #ff96da だよん♪」て拾えてるじゃないですか!もっと早く教えて下さいよ、いけずぅ〜 o(`ε´*)o
てなわけで、そのやり方。
といっても、下の画面のように値の表示をデフォルトの 10 進から 16 進に変更するだけで OK。DigitalColor Mater のウィンドウには 10 進以上に分かり難い文字列が表示されるようになってしまいますが、そこはスルーして下さい (笑)
このように変更してから、カラーコードを取得したい部分にマウスを持って行き shift+command+C を入力。もちろん DigitalColor Mater がアクティブ (前面) じゃないとダメですよ♪
ここまでの操作で目的の場所のカラーコードがクリップボードにコピーされていますので、テキストエディタなど何でも良いのでテキストが書けるところにマウスを持って行って command+V (ペースト) しましょう。
すると……ね?ちゃんと #RRGGBB (16進) で値が取得できています♪
コツは "キーボードショートカットで操作する" こと。理想形は……
- 色を取得したい画面を出しておく
- DigitalColor Mater を起動する
またはcommand+tabで DigitalColor Mater を選びアクティブにする - 色を取得したいところにマウスを合わせて shift+command+C
- HTML や CSS 編集画面、その他テキスト入力可能な場所で command+V
……といった流れ。メニュー項目から逐一選択する事も出来ますが、カラー選択をする前に座標を固定させる必要があるため操作が煩雑になりますので、上記のようにキーボードショートカットで連続操作できるようにしておいた方が遥かに便利です。
ショートカットに慣れていない方はこの機会に慣れておきましょう。その方が他の場面でもショートカットを使えるようになって色々と効率が上がりますよ♪