これを機に「Macは高い」という時代遅れの認識が衰えてくれますように…
2月4日、価格.comにおいて2009年のプロダクトアワード受賞製品が発表され、Appleが昨年9月に発売したiMacが見事にパソコン本体部門の対象に選出されました。
パソコン本体カテゴリ プロダクト大賞:アップル iMac (MB950J/A)…(前略)…ハードウェア的には、本製品に採用された21.5型の液晶ディスプレイが非常に評価が高い。視野角の広いIPS液晶パネルを採用したほか、LEDバックライトと光沢ガラス面の採用による発色のよさなどが相まって、非常に美しく見やすい画質を実現している。元来、iMacが持っていたデザイン性の高さと、この美しい液晶画面、そしてその上でサクサクと動作するOSという3点の相乗効果により、本機は非常に完成度の高いデスクトップPCとして、従来のMacユーザーはもちろん、Windowsユーザーにも高い評価を得たのである。…(後略)…
かつてはMacはMac、WindowsはWindowsだったのでたとえMacのデザインが気に入ったとしても、Windowsを使いたい人は否応無く無骨なWindows機を買うしか選択肢が有りませんでした。しかし、いまのMacはWindows OSさえ用意すればWindowsマシンとして使うことが出来るのでこういった障害が無くなり、MacでWindowsを使うという人が徐々に出始めています。
そんな中、本来Windowsを使う目的でMacを買ったにもかかわらず、メイン環境がWindowsからMac OS Xにシフトするという面白い傾向 (Macファンとしては当然の展開なのですが) が現れ始めています。シフトするきっかけは色々あると思いますが、たとえばせっかく入っているMac OS Xがどんなものかた試しに使ってみた、という場合が多そうです。
初めは当然未知のOSですから何が何だか解らなかったと思いますが、ややもせず普通に扱えるようになっていることに気づき、気がつけばWindowsで出来ることの大半はMac OSでも可能であることに気づき (むろん例外もある)、やがて操作の快適性や諸々が要因となってWindowsで起動する機会が激減する、という流れになるようです。まさに食わず嫌いを克服する典型的パターンと言えるでしょう (笑)。
この傾向を示している方はどちらかというとまだ若干Macが割高に感じられた1〜2年前にMacを使い始めた方々。なので誤解を恐れずに言えば、慣れない機械に手を出す勇気と資本を持っていた方ということができます。しかし、いまのMacはMac miniなら約60,000円から、オールインワンのiMacやMacBookですら100,000円前後で手に入ります。しかも決して廉価版といったチープなものではなく、いずれも普通に使うには十分すぎる性能を有したマシンですから、Macへの乗り換えを検討されている方は是非上記受賞理由などを参考にしてAppleユーザになって欲しいと思います♪
使えば解ることがいっぱい有るのになぁ…