りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

Safariの体感速度を少し上げる方法

 

ネット回線が速くなった…ような感覚も得られるSafariの速度向上術

Safari自体の速度向上でもなければ、インターネットの通信速度を向上させる訳でもありません。ちょっとした細工を施すことにより『Safariが速くなったんじゃない?』と体感(勘違いとも言えるかな/笑)できるものです。

Safariはページのデータを読み込み始めてから描画を始めるまでに「1.0秒」のインターバルが設定されているそうなのですが、これをもっと短い時間に変更してやると秒が開始までの待ち時間が短くなるので、感覚的にはブラウザの速度が上がったように感じる、というわけです。

料理を一品ずつ出されるか、それとも全部できてから出されるかの違い、とでも喩えれば良いでしょうか?個人差はあるかもしれませんが、たぶん前者の方が待たされる感覚は少なくすむと思います。前述の待ち時間を短くするということは、つまりこんなイメージなわけです。

では実際にどのようにやるのかというと、これはSafariの環境設定にそのような項目がある訳ではなく、アプリケーションが動作の際に参照しているファイルの中にパラメータがあって、ここの数値を書き換えることによって実現します。そのために必要なのが、恐らく多くの方は敬遠されているであろう“Terminal (ターミナル)”というアプリケーション。ユーティリティフォルダの中にあります。

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Terminalが起動したら以下のように入力して[enter]キーを叩きます。全て半角で、大文字小文字は正確に、スペースも無視せず正確に入力します。下記の例では待ち時間を0.25秒に指定しています (元に戻す場合は同様にして末尾を"1.0"にして下さい) 。

defaults write com.apple.Safari WebKitInitialTimedLayoutDelay 0.25

効果の感じ方は人それぞれだと思います。私の場合は確かに速くはなりましたが『劇的』と言えるほどのものでもなく、変更してもしなくても大差ありませんでした。ただ、その他の方々はおおむね「効果あり」と感じておられるようなので、まずは一度試されてみると良いかもしれません。ただし、アプリケーション関連のファイルを直接いじるので作業を行う際は「お気軽モード」ではなく「真剣モード」でやりましょう。

【ネタもと】MacBookの小部屋|Safari がさらにキビキビ動くようになりました