りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

Mac OS X Leopard雑記(Mail編)

 

本日のお題はMail(以下Mail.appと記載)。これまでのMail.appはいわゆるメーラーとも呼ばれるメール専用のアプリケーションだったが、LeopardのMail.appには「RSS購読」「ひな形」「メモ」「To Do」の4機能が追加されたことがウリ。

RSS購読

RSSを購読する場合TigerではSafariのみが対応してたが、LeopardではMailでもRSSを受信できるようになった。どちらを好んで使うかは利用者次第だが、個人的にはSafariでRSSを購読した方がシームレスで好きだ。

RSSリーダにSafariを使うかMail.appを使うかはそれぞれの環境設定で選択可能。

ひな形

なんと書いていいのか判らなかったのでとりあえず機能ボタンの名称をそのまま使ったが、いわゆるグリーティングカードのように装飾を施したHTMLメールを作成できる機能。日常のメールのやり取りには向いていないかもしれないが、工夫次第で色々な使い道があるだろう。ひな形を使ったメールを作成できるのは新規メールを作成する場合のみで、届いたメールにひな形を使った返信メールを作ることは出来ない。

写真ブラウザ

このボタンを押すとiPhotoで管理している写真を小さな別ウィンドウでブラウザ表示してくれる。このお陰でiPhotoを起動すること無く写真を一覧することが出来るようになった。また、ひな形にはフォトカード形式のものも用意されているので、使いたい写真と差し替えたい場合にはこのブラウザから目的の場所に写真をドロップするだけで差し替えることが出来るので非常に便利。

メモ

届いたメールから必要な部分を抜粋して書き留めておいたり、ちょっと覚え書きをしておきたい時などに重宝する機能。メモにはテキストはもちろん、文字の装飾や画像を張ったりできる。メモは送信することも出来る(HTML形式)ので、誰かに送ったり、或は自分宛にメモを送信しておいて出先からこれを確認するといった使い方も出来る。メモしたものをTo Doへ送出することも可能。

To Do

「X月X日 10:00から会議」など、イベントごとなどを忘れないように書き留めておくための機能。受信したメールに日時の記載がある場合、そこにマウスポインタを持って行くと自動的に日時の記述部分を識別してTo Doを作成するためのメニューが現れる。そこで項目を選択することによってTo Doリストを作成することが出来、同時にiCalへこの予定を送出することも出来る。なお、この"To Do"と先の"メモ"はMail.appのサイドバーに新たに設けられた「備忘録」というカテゴリに振り分けられる。

その他

  • .macアカウントとGmailアカウントではアドレスとパスワードを入力するだけでPOPサーバやSMTPサーバの設定まで全て勝手にやってくれる。
  • "ルールを適用する前に迷惑メールを選別"という項目が増えた。
  • メールの標準形式がテキスト形式ではなくリッチテキスト形式になった(変更可能)。また、受信したメールと同じ形式で返信できるようになった(初期状態ではOFF)。
  • 送信サーバを使用できない場合に代替えサーバのリストを表示してくれる。

To DoによりiCalとの連携がとれるようになったのが一番の改良点。プライベート用途ではあまり恩恵に授かれないかもしれないが、公私併用しているような人には有り難い改良だろう。

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# 2019年4月12日、本文体裁修正