りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

Dockを使うか、DragThingを使うか…

 

Mac OS Xに標準で備わっているランチャ機能「Dock」も十分に実用的だけど、昔からあるシェアウェアの『DragThing』もMacユーザ内では定番のランチャ系ソフトで捨てがたい…。

ランチャとは、幾重ものフォルダを辿って各種ファイルにアクセスしないで済むように各ファイルのエイリアス(Windowsで言うところの"ショートカット")をひとまとめに登録しておける[格納庫]のようなもの。DockもDragThingも使わないときは隠しておくことが出来るので、デスクトップ上に常時置いてあるエイリアスなどをランチャに登録しておくだけでもデスクトップ上がきれいに片付くので非常に気持ちが良い(好みの問題だけどね)。

noimages.jpg

さて、どちらも似た性格のアプリケーションではあるものの当然それぞれに一長一短がある。人それぞれが感じる長所短所は異なるだろうが私の場合で言うと...

[Dock]
O:Mac OS X標準の機能であり親和性が高く動作も軽快
X:レイヤーを持っていないのでDockに登録する項目が多すぎると視認性が低下する
[DragThing]
O:古参のソフトなので信頼性も高く機能が洗練されている
X:多機能化に伴いソフトがやや肥大化し、使う環境によっては重たさを感じる

私の場合もともとはDragThingを愛用していたのだが、数年前にDragThingの上記短所が気に入らなかったのをきっかけにDockオンリーに切り替えた。前任の愛機においてはこの選択で正解だったのだが、今年の8月にMac miniに買い替えてからは本体の性能UPに伴い使うアプリや管理するフォルダが増えてしまった。つまりDockに登録する数も増えたということで、今度はDockの上記短所が気になるようになってしまった。

そこでレイヤー構造でファイルを管理することが出来たDragThingを再び導入。当時気になっていた動作の重さ(主に起動時に数秒待たされていただけのことなのだが)も、Mac本体の性能が上がったおかげなのか全く気にならず非常に快適に使えそうな予感。レイヤー構造を持てるおかげで用途別にファイルを整理できるようになり、長大化していたDockに比べると随分とコンパクトに収まるようになった。個人的にはまだ不満を感じる点が少しあるものの、これは使い方を考えれば何とかなりそうなレベル。Windows環境のように無尽蔵にソフトがあるわけではないので、古くからのMacユーザはこの辺を上手に工夫してみるということに結構慣れているし、考えるのがちょっと楽しかったりもします(この「楽しい」と思えるあたりがMacがMacたる所以でありApple以外が手がけたソフトにもそのポリシーが受け継がれている点である。これが某CM曰くの「Work」とは大きく異なる点)。

DragThingの最新版ではスキン(外観)のデザイン変更が可能となっています。昔っからの懐かしいデザインのものもあれば、思わず「これは無いよな...」と首を傾げたくなるものまで。まだ選択肢は少ないですけど、カスタマイズ方法も公開されているので、根気のある人はオリジナルのスキン作りにチャレンジしてみるのも面白いかもしれませんね。

それにしてもDockとDragThing…。私の使い方にはどちらが向いているんだろう?今はとりあえずDragThingに回帰したけど、どうも一件落着にはならなさそうな気もします(苦笑)。飽きっぽいのかしら?(実際飽きっぽいのだが‥)

# このエントリは旧ブログからインポートしたものです、一部リンク切れしている場合があります