iPhone Xで採用されているOLED(有機EL)ディスプレイはその特性上、画面の焼き付きが起きやすいそうですが、これに対してAppleは焼き付きが起こりにくくなるような工夫を凝らしてあるものの、ユーザも多少の注意を払うことでより一層焼きつきを発生しにくくなるのでヨロシク!……的なサポート文書を公開しています。
焼き付きとは
朝起きたら頭が大爆発……な『寝癖』がありますが、これは寝てる間にある程度の時間をかけて髪の毛にずーっと力が(頭の重みが)掛かり続けることでできるもの。
あるいは肌のどこかを爪の先で一定時間押し付けているその跡が(しばらく)残る、なんてことも経験したことがあると思います。
焼き付きというのも、ある程度はこれと似たようなものだと言えるでしょうか。
焼き付きというのは、動きのない画面を(画面全体ではなく一部でも)一定時間映し続けることで発生しやすくなります。
なので店頭デモ機などで、終日同じ画面だけを映している機材なんかで焼き付きが起こってしまっているのを見かけるのはちょくちょくあります。
スクリーンセーバ
点けっぱなしにすることで焼き付きが起こるなら、常に画面が変化してりゃ良いんじゃね?ってことで(かどうかは知らないけど)出てきたのがスクリーンセーバ。
macOSもシステム環境設定の中にありますね。
このように常に画面内に何らかの動きがあれば焼き付きは起こりにくくなります。
iPhoneの場合は?
iPhoneにはmacOSにあるようなスクリーンセーバは備わっていないので、単純に『同じ画面を表示させっぱなしにしないようにする』という人力対処をすることになります。
例えばロック画面やホーム画面を常時点けっぱなしにしないようにするとか、要するにこまめに消すようにすることが肝要ということに。
(´-`).。oO(そういう使い方をする人はあまり居ないだろうけど……)
具体的にどういう予防法があるのか……が、先述のサポート文書に記されています。
お高いiPhone Xを少しでも長く健やかに使い続けるためにも、出来る限りの予防は施しておいた方が良さそうです(実用性を損なわない範囲で)
【参考】