これまでにも新型投入を匂わす発言をすることはたまにあったAppleですが、今回は珍しく新型の投入を予告したようです。
しかも予告したのはひとつの製品ではなく、iMac、Mac Pro、純正ディスプレイの3製品のようで、これもまた異例のことかと。
iMacは2017年の終盤
iMacは2017年の終盤に新型を投入する計画でいるようです。
現行モデルが投入されたのが2015年の10月ですから、同じく10月には新型が登場することになるかもしれません。
予告するからにはスペックアップに止まる程度のアップデートではなく、もう少し大掛かりなアップデートになる可能性が考えられます。
個人的にはアルミ筐体となった2007年のiMac以降、薄型化やRetina化があったとはいえ基本デザインはほぼ変わっていないのでそろそろイメージチェンジして欲しいところ。
あと、この頃にはmacOS 10.13の概要が見えているか、あるいはリリース間近のタイミングかもしれないので、もしかすると新OS+新iMacだからこそできる新しい何かが持ち込まれる可能性も考えられそうですね。
日本での販売価格は通例であれば為替変動が大きくない限り据え置きとなることが予想されますが、こればかりはその時にならないと分からないですね(^^;
Mac Proは2018年以降
Mac Proは2018年に入ってからの新型投入となる模様で、同時にApple純正ディスプレイの復活もその計画に含まれている模様。
現行モデルが投入されたのは2013年の12月ですが発表されたのは同年の6月だったので、もしかすると2018年のWWDCでお披露目になるかもしれませんね。
煙突型のMac Proのデザインが発表された時はその前例のないデザインに衝撃を受けましたが、その奇抜なデザインがMac Proのアップデートを阻むことになっていたそう。
Mac Pro対応の換装パーツをあまり見かけないのもそのせいなのかな?
このため、次期Mac Proではモジュールタイプの設計に改めるとのことなのでこの円筒形Mac Proは一代限りで見納めになりそうです。
予告することの意味(邪推)
これまでApple製品の多くは米国外で生産・組み立てが行われていましたが、ほぼほぼ毎回に渡って何らかの情報漏洩が起きています。
情報漏洩だけならまだしも、酷いのものになると製品型枠の流用などが行われていて本物そっくりの偽物が本物登場とほぼ同時、あるいは直前に出てくることもありました。
予告をするということは、その未公開の品物がいずれ『本物として』登場することが保証されたことになりますから、型枠などを手に入れている業者にしてみれば自信を持って予め悪事を働けることになります。
にもかかわらずおおよその時期も含めて新型投入を予告するということは、情報漏洩のリスクが格段に下がったことの表れなのかもしれません。
つまり……
次期iMac、次期Mac Pro、そしてディスプレイについても、もしかしたら生産ラインをアメリカ国内に移転する計画なんじゃないだろうか、と邪推してみました。
心配な点……
Appleは最近ことあるごとに「Pro向けの〜」という言葉を使うようになり、iPad ProやMacBook Proを見ても分かる通り数代前と比べると値上がり傾向にあります。
iMac 27-inchは軽く200,000円越えしちゃうし、MacBook Pro 15-inchモデルもちょっとカスタマイズしただけであっさり300,000円オーバー。
ここにさらに現地生産へのシフトが重なってしまったら (((( ;゚Д゚)))
果たしてプロではない我々一般ぴーぽーに手が届く製品になるのでしょうか……せめてMacを買うタイミングで馬鹿みたいに円高になって為替レートの見直しが行われると少しは助かるんですけどネ(苦笑)