Tim Cook CEO「素晴らしいデスクトップ型Macがロードマップ上に控えている、心配するな」

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MacRumorsなどによると、Tim Cook CEOが従業員宛てに以下のようなメッセージを届けたとのこと。

If there’s any doubt about that with our teams, let me be very clear: we have great desktops in our roadmap. Nobody should worry about that.

最近のAppleのデスクトップ機に対する姿勢に懐疑的な見方をされることが多くなってきたことについて触れたもので、これに対しての彼の回答が……

明瞭簡潔に言おう。素晴らしいデスクトップが我々の計画線上にある、心配はいらないよ

なのだそうだ。

まあ、若干指摘をいなす回答のように聞こえなくもないが、額面通り受け取るなら決してデスクトップを見限ったわけではなく、着々と次期モデルの準備を進めているということみたい。

各デスクトップ型Macの現行モデルが発表されたのは……

参考までにノート型は……

というわけで、Apple的にデスクトップ機の最高峰に位置付けられているiMac Retina 5Kディスプレイモデルですら既に一年以上アップデートされていないし、Mac Proに至ってはゆうに1,000日以上も放置されているありさま。

_(:3 ⌒ﾞ)_ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ...

これを見せられて「安心しろ」と言われてもな〜という気がしないでもないけど、とりあえずロードマップ上には次期製品があるらしいので、それを信じるしかなさそう。

極端なことを言えば、コレクターか情熱的なMacファンなどでない限り頻繁にMacを買い替えるようなことはないから、iPhoneのような年次アップデートをする必要はないと考えています。

デスクトップ機に比べればノート型の方が技術的な面からもチャレンジできる要素が多いからこまめなアップデートが行われ続けている部分もあるでしょう。

「じゃあ、現状で良いじゃん！」と言いたくもなるのですが……

なんていうか『ビジョン』が見えないんですよ、Tim Cook CEOになってから。

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これに対してSteve Jobsの時代は『次期製品の予想は出来なかったけど、でもなんとなくビジョンは見えていた』という側面があったように思います。

それは多分Jobsの先見性などを盲信していたという要素も多分にあると思いますが、逆を言えばそうさせるだけの魅力が常について回っていたように思います。

Appleが次に何をしようとしているかを予想するのは、今も昔も容易なことではありません。

ただ、我々がそこに想像を巡らせるためのキッカケが有るのか、無いのかは案外バカに出来ないことだと思います。

Tim Cook CEO下の現Apple製品群に、果たしてどれだけの「キッカケ」が込められているのか……それを感じられないから誰もがデスクトップ型Macの将来に不安を抱いているのではないでしょうか。

ファンタジーだと揶揄されるかもしれませんが……

Cook船長、

あなたは自社の製品に夢を込めていますか？

りんごが好きなのでぃす