どれも備わっている操作方法だけど知らないものもある、かな?
ウェブを閲覧している時に私がよく使う Safari の操作をいくつか紹介します。一応 "Safari で" とはしてあるものの、他のウェブブラウザでも殆ど同じ操作が通用します。
背後のウインドウを閉じる
まずは地味なテクニックから。
command キーを押しながらウインドウを閉じるボタン(●)をクリックするとインアクティブ(最前面以外)のウインドウをインアクティブのままで閉じることが出来ます。
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これと言った使い途はありませんが、例えばアクティブウインドウで YouTube を見ている最中にインアクティブウインドウが要らないことに気付いたから閉じたい……といった場面で使えたりします。
ちなみに command を押したままならインアクティブウインドウのドラッグ、クリックといった操作も可能。実はいずれの操作も Safari ではなく、OS X そのものに備わっている操作方法です。従って Finder や他のアプリでも全く同じ振る舞いが出来ます。
なんちゃって『あとで読む』
URI バーの favicon 部分あるいはリンクテキストをズルズルっとデスクトップにドラッグ&ドロップし、webloc(ウェブロケーション)ファイルを作ります。webloc ファイルは一言で言うと『ファイルの姿をしたブックマーク』です。
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あとで読むためにブックマーク(お気に入り)や Pocket のようなウェブサービスを利用するほどのことでもない『とりあえずキープ』といった向きに最適です。
読む時は webloc ファイルをダブルクリックして下さい。デフォルトに設定されているウェブブラウザが起動してページが表示されます。特定のウェブブラウザで開きたい場合はアプリケーションアイコンに webloc ファイルをドロップするなどすれば OK です。
なお、webloc ファイルが保存されるのはその Mac 上でしかないので、出先で読むことが想定されるようなら Safari のリーディングリストや Pocket などを使った方が便利です。
タブを一気に開く
command キーを押しながらブックマークバーに登録されているブックマークフォルダをクリックすると、登録されているブックマークを一気に開くことが出来ます。
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巡回頻度の高いブックマークをフォルダにまとめて、これをブックマークバーに登録しておくと巡回の効率が少し上がると思います。
タブを別ウインドウにする
タブをウインドウの外にドラッグすると新たなウインドウとして開かれます。
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Safari ならタブの右クリックで表示されるコンテキストメニューからの操作でも同じことが出来るので、どちらか使いやすい方で操作するといいでしょう。
逆にタブを既存のウインドウに持ち込めば結合することも出来ます。複数のウインドウやタブを一気にひとつにまとめたい場合は Safari のウインドウメニューから "すべてのウインドウを結合" を選びます。
まとめ
目からウロコ的な衝撃のあるテクニックは一つもありませんが、どれも知っておくと案外重宝するものばかりです。ひとつでも役立ちそうなものはありましたか? (^^ゞ